2023年の1級電気工事施工管理技士試験は下記のような日程・内容で行われました。
■1級電気工事施工管理技士試験の日程・時間
2023年6月11日（日）
午前： 10時15分から12時45分（2時間30分）
午後： 14時15分から16時15分（2時間）
■1級電気工事施工管理技士とは
1級電気工事施工管理技士は、一般財団法人建設業振興基金が実施する電気工事の施工管理に関する資格です。電気工事の施工計画、施工、完成検査、安全管理など、電気工事施工に関する幅広い知識と技能を身につけた者を認定する資格です。
1級電気工事施工管理技士の試験は、一次試験と二次試験の2段階に分けて実施されます。一次試験は、筆記試験で行われ、二次試験は、実地試験で行われ、二次試験に合格すると1級電気工事施工管理技士の資格を取得することができます。
1級電気工事施工管理技士試験解答速報
2023年の1級電気工事施工管理技士試験は下記のような手段で解答速報を知ることができます。
CIC日本建設情報センター 1級電気工事施工・試験問題・正答肢と総評
5ch
twitterのハッシュタグでは他にも「#1級電気工事施工管理技士試験」や「#1級電気工事施工管理技士解答速報」で解答が続々と投稿されるし、5ch掲示版にも解答がドンドン投稿されていきます。
最終的に完成度の高い解答速報が出来上がるスピードで言えば、例年だと5ch掲示版が最も速くなります。
一般財団法人 建設業振興基金 施工管理技術検定のホームページでも後日、1級 電気工事施工管理技術検定の正式な解答が過去問として発表されます。
1級電気工事施工管理技士試験の合格率,合格ボーダーラインは？
1級電気工事施工管理技士試験の学科試験では、合格基準点は60%以上の得点（60問中36問以上正解）となっていて、平均合格率は45.6％。
合格率は、学科試験実地試験を通算すると25%前後と1級国家資格に見合った厳しさとなっています。
1級電気工事施工管理技士試験の出題範囲・問題数
設問数：92問（うち必須問題を含め60問を選択）
出題形式：択一式(マークシート方式)
※令和元年度の例
午前の部：
電気工学 15問中10問
電気設備 33問中15問
関連分野 8問中5問
設計・契約関係 2問中2問※必須問題
午後の部：
工事施工 9問中6問
施工管理 12問中12問※必須問題
法規 13問中10問
電気工学等
気工事の施工に必要な電気工学、土木工学、機械工学および建築学に関する一般的な知識を有すること。
発電設備、変電設備、送配電設備、構内電気設備等に関する一般的な知識を有すること。
設計図書に関する一般的な知識を有すること。
施工管理法
電気工事の施工計画の作成方法および工程管理、品質管理、安全管理等工事の施工の管理方法に関する一般的な知識を有すること
法規
建設工事の施工に必要な法令に関する一般的な知識を有すること。
1級電気工事施工管理技士試験の難易度,受験生感想まとめ
1級電気工事施工管理技士の資格を取得すると、電気工事施工会社や電気設備メーカーなど、電気工事に関する仕事に就くことができます。また、独立して電気工事施工会社を開業することもできます。
1級電気工事施工管理技士の資格は、電気工事の施工管理に関する幅広い知識と技能を身につけたことを証明する資格です。この資格を取得することで、電気工事に関する仕事に就く際に有利になります。
