園児のピアスが理由で保育園入園辞退!どこの保育園が園児のピアスで風習問題に?

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母国で女の子が生まれるとすぐにピアスをつけるという文化的な習慣があるという男性と結婚した女性が、
保育園に双子の女児を預けようしたところ、園児のピアスに関して保育園側から6つの要件を突き付けられ、
やむを得ず子供の入園を辞退し、別の保育園で預かってもらうことになった、という記事が物議を醸しだしています。

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園児のピアスで保育園入園辞退の理由は?

報道によると兵庫県西宮市の女性が受けた保育園側からの園児のピアスに関する
通達の内容は下記のような要件とされています。

  • ピアスそのほか装飾品は園外ではずして登園する
  • 園内ではつけず、子どもが手に持ったり、他児が目につくようにはしない
  • 男女混在で着替えやシャワーをすること
  • 豚由来の食べ物や製品に触れる場合もあること

園児のピアスに関する指摘だけではなく、父親がイスラム教徒のムスリムで、
女児もムスリムではあるものの、ムスリムの習慣には反する項目も含まれています。

おそらくは父親と母親が相談のうえで、入園を辞退することになったと思われます。

西宮市保育事業課としては、
確認書を通じて園児のピアスについて約束を守ってもらいたかった保育園側の立場を
「あくまで子どもの安全が第一。」ということで理解を示しています。

保育園入園辞退となった園児のピアスの保護者の意見

私自身、3人の子供が3人とも0歳のころからずっと保育園を利用しており、
下の子はまだ在園中です。

知り合いにも保育園で働く保育士さんもいるので、園児のピアスに関しては、
保育園側の主張は十分に理解できるものです。

保育園側としてやはり最も避けたいのは保育中の事故で、
我が家の場合には、長女が卒園間近の時期に腕を骨折する事故がありました。

私から見れば子供のうちの骨折なんてかすり傷だと考えていたし、
骨折をした理由も子供同士の些細なじゃれあいが発端だったので、
保育士さんに非があるなんて1ミリも感じませんでした。

むしろ、こちらの都合で融通を効かせてもらっていて非常にお世話になっていたのに、
骨折にまつわる通院には保育園側で対応してくださって、
やはり非常に助かった思いがあります。

ニュースにある通り現在は保育園も保育士さんの数も不足気味で、
1人で見なければいけない子供の数が限界ギリギリといった感じです。

そうした中、万が一にでも事故が起きてしまったら、
事故対応のために保育士さんの労力が奪われることになり、その結果、
ほかの園児の対応がどうしてもおざなりになってしまいます。

第2、第3の事故が起きる可能性もありますから、
保育園としては危険性はできるだけはいじょしておきたいと思うモノ。

保育園に初めて入所する際、「洋服でパーカーは禁止(フードが何かに絡まって首が閉まる危険性がある)」などなど、
意外と細かいところまでルールが定められていて、面食らう部分があったものの、
そのおかげで育児をするにあたってどこにどんな危険があるのか?
親としても学べることがたくさんありました。

今回の園児のピアスに関しても、他の子供たちも同じように、
ピアスをしているのであれば、問題視する必要はないと思いますが、
いくら文化だからと言っても、園児のピアスが理由で保育園が入園渋るのを
批難するような意見が見られるのは残念に感じます。

母国でピアスの風習のあるアフリカの国はどこ?

報道によると父親の母国では、「生きる証し」や「魔よけ」などの願いを込めて、
女の子は生後間もないうちにピアスをつけ、
親の愛情を表現する大事な慣例という意味ありもあるそうです。

西アフリカが母国ということですが、ピアスの風習は特定の国というわけではなく、

マリ
モーリタニア
コートジボアール

などなど、西アフリカで見られる民族的な風習のようです。

園児のピアスで保育園入園辞退に関するツイッターの反応

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