こんにゃく臓器とは?手術トレーニングの人工模擬臓器が話題

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こんにゃく臓器とは正式には「VTT」と呼ばれる手術トレーニングの模擬臓器のことで、最大の特徴は従来の人工模擬臓器に比べて圧倒的に低価格に抑えられていること。

外科手術の練習にかかる膨大な費用を大幅に削減することに貢献したこんにゃく臓器は、もともとはおもちゃのミニ四駆などのパーツを手掛けている町工場が制作した起死回生の製品となりました。

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こんにゃく臓器(手術トレーニングの模擬臓器)とは?

感触はまるで本物の臓器そっくり、剥離も縫合も自在にできるのがVTT(Versatile Training Tissue)と呼ばれる人口模擬臓器で、
こんにゃく臓器が登場するまでの人工模擬臓器は安くても数万円、高いと数十万円もするような代物でした。

さらに従来の人工模擬臓器だとブタの臓器が使用されていたため実際の手術室では使用d系ないなどのデメリットがありましたが、
こんにゃく臓器では手術室に持ち込んでの練習も可能など衛生的。

なおかつ管理・廃棄も容易で、常温で半年以上は保存できる優れもので、材料が私たちが日常的に口にしている「こんにゃく」ですからどんな色や形状でも簡単に制作可能。

希望の位置に血管や腫瘍、リンパ節などを自由に配置でき、内臓の粘膜のはがれやすさなども調整できますが、
現在、製品として販売しているのは5種類で価格は2,500~4,000円となっています。

こんにゃく臓器を開発した会社は?

衛生面やコスト面からも高い期待が寄せられている手術トレーニング用模擬臓器「こんにゃく臓器」を開発したのは埼玉県にある数ある町工場の一つKOTOBUKI Medical株式会社です。

もともとはラジコンタイヤの製造や機械加工などを手掛けていましたが、下請けに専念していたために2008年のリーマンショックでは仕事量は半減。

オリジナルの技術や製品を提案できなければ厳しいとも即していたところ、
「ちょうどいい腹腔鏡手術の練習道具が欲しいのだけれど、工場で作れない?」と大手医療機器メーカーに勤める友人から相談を受けます。

医療機器メーカーが販売している本格的なトレーニング機器は数十万円もする上、基本的に病院のトレーニング室などでしか使用できない。

個人で所有して日常的に練習したいなら、講習会や動画配信サイトを参考にして、医師自ら手作りしなければならない状況だったことから、
KOTOBUKI Medical株式会社では価格を2~3万円に抑えたシンプルな腹腔鏡トレーニングBOXを販売し、医療業界で爆発的なヒットを出します。

この成果を受けてKOTOBUKI Medical株式会社には医療関係で様々な仕事の依頼が持ち込まれるようになり、「こんにゃく臓器」も千葉大学フロンティア医工学センターの先生からの相談がきっかけ。

「手術のトレーニングをするときに樹脂製のモデルや豚の内臓を使っているけれど、それぞれ一長一短があるから、どうにかできないだろうか」。

KOTOBUKI Medical株式会社では腹腔鏡トレーニングBOXの成功が評価されて埼玉県の「第4回渋沢栄一ビジネス大賞」で特別賞(ベンチャースピリット部門)を受賞しており、
その時の表彰式で大賞を受賞されていたのが地元のコンニャク屋さんだったことから「コンニャクで人工模擬臓器」が製作できるのではないか?というアイデアがひらめきます。

その後、2年ほどの月日をかけて幾多の試行錯誤を重ねた結果「ちぎれず、しなやかな素材」をコンニャクで作り出すことに成功しています。

こんにゃく臓器の口コミや評判

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