追い越し車線の規定誤解で車両通行帯違反?走行車線2km以内は追い越し車線規定誤解?

高速道路まで30分程度で行ける場所にある自動車学校では、
仮免許中に高速道路を走行する講習も受けることになっていますよね。

高速道路では「最低速度」が定められていて、
おおむね50km/hが最低速度と定められています。

ただ走行車線の車が最高速度100km/h以下で走っているような場合で、
先を急ぎたいときには、追い越し車線で追い抜きができるようになっているものの、
2kmまでなら走ってもいいというのはどうやら都市伝説のようです。

追い越し車線の規定誤解で車両通行帯違反?

追い越し車線「2kmまでOK」は都市伝説?  2km以下でも捕まるクルマ、続々 - ニュース | AUTOCAR JAPAN
もくじ ー追い越し車線2kmまで走っていいは間違いー静岡県警と自動車教習所に確認してみたー「通行帯違反」は、速度違反に次ぐ件数ー正しい追い越し車線の走り方をおさ ...

今回の騒動の発端となったのはこの記事。

ライターの加藤久美子三によるとまず、
神奈川県内、東京都内の自動車教習所4か所に追い越し車線の規定ついて尋ねたところ、

  • おおむね2kmですね
  • だいたい2km以内で走行車線に戻るよう学科教習で教えています
  • 追い越しをして、走行車線に安全に戻るために必要な距離ということで約2kmと教えています

といった感じで、「追い越し車線は2kmまでなら走っても良い」と解釈しても良さそうです。

逆に言えば追い越し車線を2km以上も走り続けると、車両通行帯違反となり、
平成30年交通安全白書によれば、交通違反の取り締まりで2番目に多いのが車両通行帯違反とのこと。

※「平成29年高速道路における交通違反取締り状況」によると総数52万4161件のうち、
最高速度違反で断トツの1位で37万4085件、2位の車両通行帯違反で6万1362件。

しかし、ネットの口コミでは、2km以下しか走行していなかったのに、
それでも車両通行帯違反で切符を切られたという投稿が散見されます。

警察側の判断としては、追い越し車線の規定について自動車が学校とは見解が異なっていて、

  • 2kmと言う規定は存在しない
  • 追い越しが終わったら、速やかに走行車線に戻らねければいけない
  • 追い越し車線は、あくまでも追い越しのためにだけ使われる車線

とのこと。

車両通行帯違反に問われないように追い越し車線を走行するのであれば、
2キロメートルとかそんなことは関係なく、追い越したらすぐに
走行車線に戻らなければいけない、といった解釈をするのが正解と言えるでしょう。

追い越し車線は本来、追い越しのためだけに使う車線で、
追い越しを終えたら(もちろん安全確認をして)
速やかに走行車線に戻らなくてはならない。

正当な理由なく追い越し車線を走り続けることは、
「通行帯違反」という交通違反を犯していることになる。

渋滞中の追い越し車線の規定誤解は?正しい追い越し車線の走り方は?

先行車を十分に追い越して走行車線に安全に戻れるにもかかわらず、
そのまま追い越し車線を走り続けると「通行帯違反」となります。

逆に交通状況から渋滞などで2km以上走行せざるを得ない場合は違反とはならない。

では、追い越し車線はどんな使い方・走り方をすれば良いのかというと、
先行車が最高速度以下(法定速度以下)で走行をしていて、追い抜きのために追い越し車線へ車線変更をしたら、
十分に距離を広げて安全に走行車線に戻れるようになったら速やかに戻ること。

距離は2キロとか1キロとか関係なく、ダラダラと走行車線を走り続けると。
通行帯違反の取り締まり対象に該当することになります。

追い越し車線の規定誤解があおり運転を招く?

車の運転手は、周囲の交通状況を把握しないで走行することも義務付けられています。

道交法第70条の安全運転義務違反では、

  • 操作不適
  • 前方不注意
  • 動静不注視
  • 安全不確認
  • 安全速度違反
  • 予測不適
  • その他

という7区分があり、法定速度以下で走行中に後続車が接近してきても、
進路を譲らなくてはならないのは「動静不注視」「予測不適」などに該当する恐れがあります。

先行車は道交法第27条「追いつかれた車両の義務」もあり、
あおり運転が起きるのも結局、「追いつかれても道を譲らず後続車の走行を妨げる」ことも一つの誘因でしょう。

あおり運転のほとんどは、先行車がノロノロ走っていて道を譲らないことから始まっているらしいので、
1車線の道路であっても、後続車に道を譲るようにできるだけ左側に寄って先に行かせる義務があります。

後ろにクルマが来ていることに気づかなかった
煽られているのに気づかなかった
なぜ自分が煽られているのか理由がわからない

と思うかもしれませんが、「動静不注視」「予測不適」などに該当する恐れがあるので注意が必要です。

追い越し車線の規定誤解に関するツイッターの反応

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