ペペロンチーノ ペペロンチーニ 違いは?イタリア語でパスタ?

スポンサーリンク
当サイトはアフィリエイト広告を使用しています。
デフォルト 0未分類

ペペロンチーノとペペロンチーニの違いは?

同じようにピザとピッツァどっちが正しいんでしょうか?

スポンサーリンク

ペペロンチーノ ペペロンチーニ 違いは?イタリア語でパスタ?

【無限ペペロンチーノ】乳化で絶対失敗しないペペロンチーノの作り方【シェフの天下逸品】

結論から言うと、イタリア語でペペロンチーニはペペロンチーノの複数形という違いがあるだけです。

ピザとピッツァは同じ。イタリアの方が発音した時聞こえるものをカタカナで表記しただけなのでどちらも正しいしどちらも正しくない。正しいのはpizzaだけです。

ペペロンチーノは、イタリア語で唐辛子を意味する名詞ですが、複数形になるとペペロンチーニに変化します

ちなみに、スパゲティーのペペロンチーノは正確には、アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノといってアーリオはニンニク、オーリオはオリーブオイルを指します。

英語の場合、複数形を作る際には語尾に-sをつけますが、イタリア語のようなラテン系の言語は、名詞の語尾が変化することで性や数、格を表します。といっても、イタリア語の場合、代名詞以外は格変化はしないんですが。

ペペロンチーノ(peperoncino)はイタリア語で唐辛子を意味する名詞です。このpeperoncinoのように-oで終わる名詞は男性名詞の単数形で、これが複数形になると語尾が-iに変化してペペロンチーニ(peperoncini)になります。

一説ではペペロンチーノの正式名称は、スパゲッティ・アッラーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーノ(Spaghetti all’aglio, oglio e peperoncino)と言うそうです。aglio(ニンニク)、oglio(油)、peperoncinoという3つの名詞を英語のandに当たる接続詞”e”でつないでおり、不可算名詞のoglioに合わせて同じ形(単数形)にして集合名詞的な用法でpeperoncinoとなっているので、実際にいくつ唐辛子が入っているかは関係なく単数形です。おそらく、日本ではこれを省略してペペロンチーノと言っているのではないでしょうか。

一方で、イタリア語は名詞句を構成する際、名詞と形容詞の性と数を一致させる決まりがあります。例えば、イタリア語で赤はrosso、ワインはvinoですから赤ワインならvino rossoとなります。赤ワインの瓶がたくさんあったら、複数形だとvinoがviniに変化し、形容詞rossoの語尾もそれに合わせてvini rossiとなります。ですから、Spaghetti peperonciniと言った場合には、名詞を形容詞的に使って、複数形のspaghettiに数を合わせているんだと思います。

パスタのプロが伝授!乳化がポイントな「ペペロンチーノ」の作り方:How to Make Pasta aglio, olio e peperoncino | Chef’s Holiday
タイトルとURLをコピーしました