竜と龍の違いは?辰の意味は?

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「竜」と「龍」の違いは?

ドラゴンという意味で「辰」と「竜」と「龍」という漢字がありますがどんな違いがあるんでしょうか?

恐竜はなぜ「龍」ではなく「竜」の漢字が使われているんでしょうか?

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竜と龍の違いは?辰の意味は?

日本語としては「竜」と「龍」には意味の違いはないようです。

漢和辞典で引くと、「瀧」は「滝」の旧字体となっていますが、どちらが「正字・略字」とも記されていません。「龍」と「竜」もそうで、どちらが正字、他方が俗字または略字とはありません。

戦前はもちろん1954年までは「恐龍」「龍宮」と書き、「竜」の字は使いませんでした。
1946年の当用漢字に「龍」は入りませんでした。
1951年の人名用漢字に「龍」(*)が入りました。
1954年の当用漢字補正案で追加する字の中に「竜」がありました。
マスコミはこれを採用しました (「芥川竜之介」のように)。
1981年の常用漢字に「竜」が加えられ、人名用漢字から「龍」が削られました。
つまり「竜」が常用漢字新字体、「龍」は旧字体ということになったのですが、
同時に人名用漢字の許容字体となりました。
2004年に人名用漢字が大幅に増やされるとともに、許容字体がすべて正規の人名用漢字に昇格しました。

現在は、

「竜」は常用漢字の新字体 (当然子の名に使える)。
「龍」は「竜」の旧字体ではあるが、人名用漢字なので、子の名に使うことができる。

ということです。

「辰」と「竜・龍」は、ただ十二支というテーブル上で、同じ枠に入っただけの関係で、深い付き合いはない。

「龍と竜」は、新旧関係とも略字関係とも言われているが、未だ解決には至っていません。

ちなみに昔は「辰子」のように女性の名前に「辰」を使っていたのは「辰」は十二支の一つで、五行思想では「木」にあたります。木は生命力や成長を象徴するものとされ、女性にも「辰」を使って名付けることがありました。

「辰」は「宇宙」や「動物」などの意味も持ちます。宇宙は広大で神秘的なものとされ、動物は自然や力強さを表すものとされました。女性にも「辰」を使って名付けることで、そのようなイメージを与えることができました。

「辰」は「たつ」と読むことができます。「たつ」は「立つ」と同じ音であり、立派に育つことや立場が高いことを願って女性にも「辰」を使って名付けることがありました。

まとめ:竜と龍の違いは?辰の意味は?

「竜」と「龍」、意味はどう違うかというと、あまり違いはないようです。白川静の『字統』には「竜は龍の初文。頭に辛字形の冠飾をつけた蛇身の獣の形。龍はその繁文」とあります。要するに最初は「竜」だったが後にややこしい形の「龍」と書くようになった、ということのようです。

「竜(龍)」の字は、昭和21年の「当用漢字表」には載っていません。しかし、「龍」を一部分に持っている字には「瀧」「襲」の2字がありました。昭和24年の「当用漢字字体表」で「瀧」は「滝」に変わりましたが、「襲」はもとのままだったのです。これが「竜」「龍」2本立てのそもそもの始まりでした。

次は昭和26年です。人名漢字に「龍」が入りました。この時は「竜」の字体は認められていません。

続いて昭和29年に「当用漢字補正案」に同じ字が「竜」の字体で選ばれました。この補正案はあくまでも「案」ですから教科書には相変わらず「龍」が載っていましたが、新聞社はすべてこの補正案を採用しましたから、これ以後新聞の紙面には「竜」の字が載るようになりました。

長い間「竜」と「龍」の2本立ての時代が続いたのですが、これがやっと一本化されたのが昭和56年、「常用漢字表」です。「リュウ」は「竜」の字体で新しく常用漢字に選ばれ、人名漢字の「龍」は姿を消しました。

しかし、「竜」「龍」の並立時代があまりにも長かったので「『竜』と『龍』は別」という意識が完全に根付いてしまいました。そのため、今でも子供の名前には「竜」「龍」のどちらをつけても構いません。こんなわけで「竜」「龍」の2本立てが定着し、新聞社でもこれを無視するわけにはいかなくなったのです。

干支の辰に関しては中国起源です。蛇のような龍の形は中国起源のものです。中国では実在すると長く信じられていました。明王朝の時も信じられ故宮や十三陵には龍の装飾品が膨大にあります。中国の龍は爪の数が5つなのが特徴です。中国で龍は「天と地を自由に行きかい、皇帝は龍の血をひく」と王権力の象徴でした。

ですから長い間存在すると思われていたのです。

甲骨文字のときは干支は60日サイクルの日付けでした(遺物あり)干支に年の意味や動物の関連がつけられるのは後です。

年数は自然数でした。12支のいみはよくわかっていません干のほうは甲骨文字を記録する方法といわれています。そして竜という文字が最初に使われていました後に辰がその音と意味がおなじでえとにつかわれました。漢の時代に12宮の思想と動物が西方よりつたえられ年の意味がくわわり南方の長江文明(蜀)の霊獣龍が関連付けされました。甲骨文字は竜でなく辰(有用な大型2枚貝)でした音の共通性はありませんが意味の共通性はありますそれは草花の芽が振るえるという意味です。

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