バットマン映画「ダークナイト ライジング」のラストについて考察。
バットマン（ブルース・ウェイン）はザ・バットで核爆弾を沖まで運ぶと海の向こうで核爆発が起きていましたが、バットマン（ブルース）は生きてる？死んだ？
ジョーカーは結局どうなったんでしょうか？
バットマン ダークナイト ライジングのラスト考察｜ブルースは生きてる？
バットマン映画「ダークナイト ライジング」のラストは、多くの謎と解釈が入り混じった、奥深いシーンとなっています。
以下、各登場人物の行動と、そこから読み解ける様々な考察を紹介します。
ブルース・ウェイン
■ブルースは生きている？
バットモービルの自動操縦機能、消えたはずの真珠のネックレス、アルフレッドとの会話など、様々な証拠から、ブルースが生きている可能性が高いと考えられます。
一方で、ブルース自身は死んだことを公表し、ゴッサム市民に希望を与えたかったという意見もあります。
■なぜブルースは死んだことにしたのか？
アルフレッドに普通の生活を送らせてあげたかった、ゴッサムに新たなヒーローが必要だと考えた、など様々な理由が考えられます。
いずれにしても、ブルースはゴッサムと大切な人たちを守るために、自ら犠牲を払ったと言えるでしょう。
アルフレッド
■アルフレッドはブルースが生きていることを知っていたのか？
カフェでブルースと再会したシーンから、アルフレッドはブルースが生きていることを知っていた可能性があります。
しかし、アルフレッドはブルースの決意を尊重し、何も言わず見守っていたのかもしれません。
■アルフレッドの最後の笑顔は？
ブルースが生きていることを知った喜び、ブルースが幸せな人生を送っていることへの安心感、など様々な感情が込められていたと考えられます。
ロビン
ロビンはブルースの意思を引き継ぐのか？
バットケイブにたどり着いたロビンは、ブルースの意思を受け継ぎ、新たなヒーローになることを決意したかもしれません。
一方で、ロビンはブルースの犠牲を無駄にしたくないという思いから、ヒーローになることを拒否する可能性もあります。
バットマン ダークナイト ライジングのラスト考察｜ジョーカーは？
宙吊りにされ、その後バットマンに置き去りにされましたが、直後に銃を構えた警察官たちがその場に現われ、次にジョーカーが映される、という構成でした。
ゴードン警部補（本部長）が突入作戦開始時点で「ジョーカーは見つけ次第射殺」という命令を出していたので、その警察官たちは、命令通りに行動したのだと思います。
ジョーカーの直接的な射殺シーンを出さなかったのは、（個人的な意見ですが）その後、結局ジョーカーの作戦自体は成功してしまった＝死んでも多大な影響を及ぼしたことを踏まえると、ジョーカーの不気味さ・偉大さが消えていないことを表すためでしょう。
殺されたシーンを描かないことによって、ジョーカーが（死んではいるんですけど）未だ裏で全員を駒にして遊んでいるような雰囲気を出したかったのではないでしょうか。
要するに、ジョーカーは不死身に近い、これこそが洋画史に残る悪役たる所以なのかなと思いました。死に方が凄まじいとか、そういうのを超越して、殺しても消えることのない悪党が誕生したのかもしれません。
バットマン ダークナイト ライジングあらすじ
ダークナイトライジング：ゴッサムの闇に再び光が灯る壮大な物語
8年前に英雄となったバットマンは、ゴッサムシティに平和をもたらした。しかし、新たな脅威が再び街を襲う。
■謎のテロリスト・ベインの出現
地方検事ハービー・デントの死から8年後、ゴッサムシティは表面上平和に包まれていた。しかし、その影で暗躍していたのが、謎のテロリスト・ベインだった。ベインはゴッサムを混乱に陥れ、核爆弾で街を壊滅させようと企んでいた。
■再び立ち上がるバットマン
ブルース・ウェインは、バットマンとしての活動を封印していた。しかし、ベインの脅威に立ち向かうため、再びマスクを被ることを決意する。傷ついた体で厳しい訓練に耐え、ベインに立ち向かう準備を進める。
■新たな敵との壮絶な戦い
ベインは、圧倒的な力と冷酷な戦略でバットマンを追い詰めていく。バットマンは何度も敗北を喫し、絶望の淵に立たされる。しかし、仲間たちの助けと自身の意志の力で、ついにベインを倒すことに成功する。
■ゴッサムに再び訪れる平和
ベインの脅威が消え、ゴッサムシティに再び平和が訪れた。バットマンは命を犠牲にして街を救い、真のヒーローとして人々の記憶に刻まれる。
■ダークナイトライジングの結末
ブルース・ウェインは、ベインの核爆弾を海に運ぶために命を落とす。
ゴードンは、バットマンの正体を知りながらも、街を守るためにその秘密を守る。
アルフレッドは、ブルースの死を悲しみながらも、彼の意志を受け継ぐ。
ジョン・ブレイクは、ブルースから託されたバットケイブを受け継ぎ、新たなヒーローとして覚醒する。
バットマン ダークナイト ライジングのラスト考察まとめ｜ブルースは生きてる？ジョーカーは？
「ダークナイトライジング」のラストについて、まず、執事のアルフレッドがカフェでブルース・ウェインを見る場面ですが、これが幻想なのか、それとも現実なのか、という点について様々な議論があります。
その後、ロビンがバットケイブの場所を知り、新たなバットマンの誕生を示唆する結末が描かれます。
「自動操縦装置に修正パッチが当てられていた」という点ですが、これは物語の後半で明らかになります。
バットマンが中性子爆弾を運びながら死を覚悟している場面で、実は自動操縦装置に修正が加えられており、ブルース・ウェインは自らの死を偽装するためにそれを利用したと考えられます。
次に、誰がロビンに連絡したのかという点ですが、ブルース・ウェインが生存していることを示す手がかりとして、ロビン宛ての遺書にバットケイブの場所が書かれていたことが挙げられます。これにより、ロビンがバットケイブを発見し、新たなバットマンとしての使命を受け入れることが示唆されます。
また、壊れたバットシグナルが修復されていたことも注目されます。これは、ブルース・ウェインが生存しており、バットマンのシンボルが永遠に残ることを示唆しています。
さらに、ブルースが生きているという証拠として、一度は遺品リストから消えていた真珠のネックレスが再び登場する点も挙げられます。これは、ブルースが生きており、新たな人生を歩んでいることを示唆しています。
以上の要素から、多くのファンはブルース・ウェインが生きており、バットマンとしての任務を終えた後に普通の人間として新たな人生を歩んでいると解釈しています。彼がバットマンを引退し、アルフレッドの願いを叶えたことが示唆されます。
