2020年は様々な資格試験が中止となっている中、弁理士短答式筆記試験は延期を余儀なくされたものの無事に実施されました。
2020年度の弁理士短答式筆記試験は下記のような日程・内容で行われました。
■日程
日程
2020年9月20日(日)
試験科目
特許法・実用新案法、意匠法、商標法、条約、著作権法、不正競争防止法
試験時間
3.5時間
出題形式
5枝の択一式(マークシートで出題数は60問
工業所有権に関する法令、工業所有権に関する条約、不正競争防止法、著作権法について行われます。5つの選択肢のうち正 解を1つ選びマークシートに記入します。 3.5時間で60問を解答しなければなりません。
科目による出題数の内訳は特許法で約17問、実用新案法で約3問、意匠法・商標法・条約でそれぞれ約10問、不正競争防止法、著作権法でそれぞれ5問
■弁理士短答式筆記試験後の日程
論文式筆記試験(必須科目): 2020年11月8日(日)
論文式筆記試験(選択科目): 2020年12月6日(日)
口述試験: 2021年2月20日(土)~22日(月)
最終合格発表: 2021年3月11日(木)
弁理士短答式筆記試験試験解答速報2020
2020年の弁理士短答式筆記試験解答速報は
twitterのハッシュタグ「#弁理士短答式筆記試験解答速報」「#弁理士試験解答速報」
5ch
といった手段で情報収集できます。
最終的に完成度の高い解答速報が出来上がるスピードで言えば、 5ch掲示版が最も早い印象があります。
正式な解答は試験日翌日の月曜日に特許庁のホームページで公表されることになっていますが、令和2年度に関しては9月の連休中ということもあり週明けの水曜日、9月23日になるとみられます。
弁理士短答式筆記試験試験の合格率,合格ライン(基準点)は?
弁理士短答式筆記試験試験の合格ライン(合格基準点)は、最近は39点となっています。
また平成28年度の弁理士試験からは科目別に合格基準点が設けられています。
総合点と共に各科目において必要な点数を超えておく必要があります。
令和元年のデータでは合格率は18.3%となっています。
弁理士短答式筆記試験試2020の免除
2020年(令和2年度)の短答式試験に合格すれば、例年通り2021年・2020年の2年間は短答式試験を受験することなく論文式試験を受験することができます。