クリスティミラック教師殺害事件の犯人は?1992年ペンシルベニアでありえへん世界

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教師だったクリスティ・ミラックさんが1992年アメリカ・ペンシルベニア州で殺害された事件が【ありえへん∞世界】で紹介されました。

当初は「コールドケース(未解決事件)」とされていたものの、遺伝子検査サービス(DNA)の家系図により25年後になって犯人逮捕に至っています。

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クリスティミラック教師殺害事件の犯人は?1992年ペンシルベニアでありえへん世界

クリスティ・ミラックは生徒想いの教師で周りからも評判が良かったそうですが、1992年12月21日にアメリカ・ペンシルベニア州アーミッシュで何者かによって命を奪われます。

捜査は難航し容疑者をあげられぬまま事件は「コールドケース(未解決事件)」とされていたものの、事件発生から25年後、遺伝子検査サービス(DNA)の家系図により一気に捜査が進展します。

事件当時、25歳だったクリスティ・ミラックは小学校6年生の先生でした。

勤務先学校付近のアパート寮で女性のルームメートと一緒に3ベッドルームのタウンハウスに住んでいて、この日もルームメイトは朝7時に出かけていました。

午前7時45分ごろ普段であれば到着するはずのクリスティ・ミラックが一時間目の授業が始まる午前9時を過ぎても出勤してこなかったことから、クラスの生徒が校長先生に連絡。

校長自らクリスティ・ミラック宅へ安否確認の電話を繰り返しするも音信不通

その後、仕方なく自宅へ向かうとそこでクリスティ・ミラックが暴行され床に倒れているのを発見します。

さらに子供たちへのサプライズプレゼントが散乱していました。

発見後すぐに警察や消防へ通報から病院へ搬送もクリスティ・ミラックは亡くなります。

間もなく現場検証によるDNA鑑定や家宅捜索から外部から不審に侵入されたものの、形跡がなく凶器は被害者宅の物でカーペットからは微量の唾液を採取。

さらに犯人の車の目撃情報もあり、殺人事件と断定され詳細が公開されたのですが、犯人特定につながる有効な情報が一向に出てこなかったのです。

25年後の2017年までクリスティ・ミラックの殺人事件は「コールドケース(未解決事件)」として謎にに包まれていました。

難航した事件解決のために2017年3月、捜査班はDNAに特化した会社、パラボン・ナノラブズ(Parabon NanoLabs)に協力を依頼。

クリスティ・ミラック宅に残された唾液サンプルからパラボンは男のDNA配列をデータベースGEDmatch(遺伝子検査サービス)にアップロードしました。

GEDmatchとは誰でも自由に自分のDNAを送ることができるように一般に公開されている遺伝子データベース

その配列はその後データベースに追加され、家系図を作成するための家系図の作成など、さまざまな目的で使用できるサービスです。

GEDmatchに犯人のDNAを登録し、遺伝子を共有する個人を炙りだしていくと、2018年5月の後半になって、パラボンはGEDmatchデータベース上からクリスティ・ミラック事件の犯人のDNA配列と酷似する人物を発見します。

犯行現場のDNAが犯人の姉の1人が公共の系図データベースにアップロードしたDNAと一致したことから、容疑者としてで浮上したのがレイモンド・ロウという男でした。

レイモンド・ロウは地元では有名な人気DJ「DJフリーズ」として知られ調査員が、秘密裏にレイモンド・ロウの噛んでいたガムとウォーターボトルを収集。

ガムとボトルの中に見つかったDNAが殺人現場から採取したDNAと一致することから、事件発生から26年後の2018年6月にペンシルベニア警察は、人気パーティDJのレイモンド・ロウ(当時49歳)を殺人容疑で逮捕しました。

レイモンド・ロウは、クリスティ・ミラックが出勤しようと家を出たところにすぐに部屋に侵入。

クリスティ・ミラックを部屋の中へ押し戻し暴行を加えたのでした。クリスティ・ミラックは瀕死の状態でしたが、争った形跡に、部屋の周りにばらまかれたプレゼントが転がっていました。

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