世界仰天ニュースが脱ステロイドで炎上→謝罪!日本皮膚科学会が抗議

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世界仰天ニュースで脱ステロイド{脱ステ)をテーマに放送された内容に対して日本皮膚科学会などから抗議。

日本テレビは「ザ!世界仰天ニュース」の脱ステロイド{脱ステ)について最初に発表したコメントには謝罪はみられなかったものの、その数日後には改めて謝罪コメントを発表しています。

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世界仰天ニュースが脱ステロイドで炎上→謝罪!日本皮膚科学会が抗議

「脱ステロイド」を紹介した「ザ!世界仰天ニュース」 コメント一転、番組ウェブサイトで謝罪

日本テレビ系の「ザ!世界仰天ニュース」が番組内で「脱ステロイド」を好意的に紹介し、批判が集まっていた問題で、番組の公式ウェブサイトがコメントを差し替え、新たに謝罪コメントを出していたことがわかった。トップページで、「番組内容で、治療中の多くの患者の皆様とそのご家族、携わる医師の方にご心配及びご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます」とし、ステロイドの有効性と安全性に触れた上で、再発防止に努めるとしている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a2ccf9151bcbadb77a3af1ac9b8101b645c66e08

日本テレビ系の「ザ!世界仰天ニュース」で放送された脱ステロイド(脱ステ)の内容は、

放送されたひどい肌荒れに悩む女性がステロイド薬をやめて綺麗な肌を取り戻すために闘った壮絶な400日の記録

といったもの。

ステロイドの有効性や安全性、脱ステロイドの危険性について触れなかったことを問題視した日本皮膚科学会、日本アレルギー学会、日本臨床皮膚科医会、日本皮膚免疫アレルギー学会、日本小児アレルギー学会、日本小児皮膚科学会、日本アレルギー友の会(患者会)が連名で4つの問題点を指摘しています。

 1.ステロイド外用薬の使用を、種類も使用法も区別すること無く否定し、ステロイド外用薬を用いた治療中の患者さんに恐怖と不安をあおる内容であったこと。

 2.脱ステロイド「療法」という用語を用いることで、ステロイド外用薬を使わないことをひとつの治療法として、あたかも疾患が治るかのごとき期待を抱かせる内容であったこと。

 3.ステロイド外用薬を使うことの危険性を把握し、「アトピー性皮膚炎診療ガイドライン」に沿って診療を行っている医師と患者さんに不必要な不安と妨害を与えるものであったこと。

 4.番組を視聴した結果、多くの健康被害をもたらす可能性が高いこと。

こうした背景を受けて、世界仰天ニュースを放送した日本テレビは改めて正式な謝罪コメントを発表しています。

https://www.dermatol.or.jp/modules/publicnews/index.php?content_id=12

まとめ:世界仰天ニュースが脱ステロイドで日本皮膚科学会が抗議

アトピー治療では今やステロイド剤の使用は切手も切り離せないものとなっていますが、ゴールはやはりストロイドなしに健康な肌を維持できること。つまり脱ステロイド(脱ステ)になるかと思います。

ただ、治療の課程ではやはりステロイド剤は必要不可欠であり、なおかつステロイドは市販されている風邪薬や胃腸薬とは違って、個人が好き勝手に使うと危険が伴う外用薬(塗り薬)です。

アトピーをどのような方法で治すのかは結局、個人の判断にゆだねられるものの、おそらく最も後悔することなく、なおかつより効果が期待できるのは医師の診察に従うこと。

信憑性の低い民間療法をうのみにして、本来であれば必要なステロイドを使わずに脱ステロイド(脱ステ)をしてしまうと、それこそアトピーは取り返しがつかないほど悪化する危険があります。

安全に肌の健康状態を取り戻すためにも、個人の判断で脱ステロイド(脱ステ)をするのではなく医師の治療方針に従うべきではないでしょうか。

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