舟を編むタイトル・大渡海の意味は?

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「舟を編む」のタイトルの意味は?

『舟を編む』出てくる辞書 大渡海はなぜ大渡海でしょうか?実際にもある辞書でしょうか?

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舟を編むタイトル・大渡海の意味は?

舟を編むの中では大渡海が登場しますが、明治時代に、「言海」という、日本最初の近代的国語辞典が編纂されています。

さらに、その改訂増補版として、昭和初期「大言海」ができていることから、それをネタにした小説が『舟を編む』で元ネタ・「言海」=「言葉の海」に対して、小説では、その海を渡る、「渡海」という名前を付けた。その海を渡る道具、辞書のことを『舟』と呼んだ。

そういう話になるかと思います。

タイトルは「大渡海」という辞書を舟に見立てて、その辞書を編さんする(編む)という意味でしょう。

ちなみに、舟を編むでは大辞典『大渡海』の完成目前で【血潮(ちしお)】という漢字が抜けているミスに岸辺みどりが気付き馬締に報告しました。

文章の確認から執筆者に考証の助言を行える「校閲」の担当者のミスになりますね。

劇中では、人手不足なので、主任の馬締が兼任していると思います。

誤字脱字を見つける「チェッカー」は、中身や編集に口出しはできません。

たいてい、派遣社員が担当しますが、劇中では、同じく人手が足りないので、全員が担当していたでしょう。

「監修者」は、幾人もの執筆者のトップになります。出版社に知恵を提供する役目です。

中身以外に、前書きや緒言を書きます。

以上のように、原因は人手不足に他なりません。

まとめ:舟を編むタイトル・大渡海の意味は?

「辞書は言葉という大海原を航海するための舟である」というコンセプトの『舟を編む』のタイトルの「舟」は辞書のこと。

辞書は言葉の海を渡る舟であるという哲学のもと、出版社員の馬締をはじめとする不器用な人たちが『大渡海』という辞書を編纂する人々を描いた長編小説です。

主人公の「まじめさん」こと馬締光也は、辞書編纂に対する適性を認められ、営業部から辞書編集部に異動。

その日から『大渡海』完成にいたるまでの、馬締をはじめとする編集スタッフたちの苦闘が描かれます。

舟を編むのタイトルの意味は辞書「大渡海」の編纂がテーマになっているので、それに掛かっているのです。

辞書「大渡海」が言葉の海を渡る舟で、それを編んでいく(編纂、編集)という意味です。

ラストのページには、

「俺たちは舟を編んだ。太古から未来へと綿々とつながるひとの魂を乗せ、豊饒なる言葉の大海をゆく舟を。」

という文章があります。

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