蚊がいなくなるスプレーの原理・仕組みは?

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蚊がいなくなるスプレーとは、スプレーするだけで、蚊やハエなどの害虫を駆除できる殺虫剤で、その効果がエグいと評判になってます。

しかも蚊の成虫には約12時間、ハエの成虫には4時間もの効果が持続するとされ、ネットでも「全く蚊に刺されなくなった!」といった評判が続々と寄せられています。

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蚊がいなくなるスプレーの原理は?

蚊がいなくなるスプレーは薬剤を持続させる成分が配合されていることで、長時間にわたってヤブや蚊といった害虫を寄せつけません。

有効成分「ピレスロイド系殺虫成分」が蚊がいなくなるスプレーの効果の元になっていて、

速効性
忌避性(イヤがって近づかない)
追い出し効果(フラッシングアウト)

といった作用があるとされています。

「ピレスロイド系殺虫成分」は微量でも害虫によく効き、速い効力を示すとされています。

キンチョールをハエに吹きかけるとすぐにノックダウンするのも「ピレスロイド系殺虫成分」に働きによるものです。

「ピレスロイド系殺虫成分」を配合した蚊取り線香や電池式蚊取りを使うと薬剤濃度の薄い場所では蚊など害虫が嫌って近づいて来ないという効果があるとしています。

そして、家具の後ろに隠れている害虫(ゴキブリなど)にも「ゴキブリがいなくなるスプレー」などを噴射すると明るい所に飛び出してきて、やはりノックダウンさせることができます。

蚊がいなくなるスプレーの仕組みは?

蚊がいなくなるスプレーは、蚊やハエが飛んでいるより壁や天井、床にくっついている時間が多いことに注目。

薬剤が付いた壁や床に害虫が止まると虫に直接効く上に、薬剤がいつまでも空間に漂わないように、設計されています。

部屋の換気による影響を受けにくく、長時間安定した効果が持続するとされています。

蚊がいなくなるスプレーを使用した空間では害虫にとっては逃げ場がなくなるし、遠くにいる害虫もそばに地下ってよくることもなくなります。

『ピレスロイド』の種類と特長
成分名 主な特長
ピレトリン 速効性がある。
アレスリン ハエ、蚊に特効を示し、速効性がある。
フタルスリン とくに速効性があり、ノックダウン効果が高い。
レスメトリン とくに致死効果が高い。
フラメトリン ハエ、蚊に特効を示し、速効性がある。
フェノトリン とくに残効性、速効性がある。
ペルメトリン とくに残効性が高い。
エムペントリン 常温で揮散し、衣料害虫に有効。
プラレトリン ハエ、蚊に特効を示し、速効性がある。
イミプロトリン とくに速効性が高い。
トランスフルトリン 揮散性が比較的高く、殺虫効果も優れている。
シフルトリン 広範な害虫に卓越した効果がある。
プロフルトリン 常温で揮散し、衣料害虫に有効。
メトフルトリン 揮散性が比較的高く、殺虫効果も優れている。
モンフルオロトリン 速効性が高く、ノックダウン後の行動停止効果がある。
シラフルオフェン とくに残効性が高く、魚毒性が低い。

『ピレスロイド』を含む蚊がいなくなるスプレーは害虫だけではなく昆虫にも殺虫効果を発揮してしまいます。

当然、カブトムシやクワガタ、バッタにも効いてしまう他、熱帯魚や金魚など魚類にも毒性が強いとされています。

蚊がいなくなるスプレーを使用する際には、水槽にはカバーをするか、虫かごは部屋の外に出すようにしなければいけません。

KINCHO ウルトラ害虫大百科 害虫コラム:ピレスロイドの特長は?
ピレスロイドの特長をご紹介!害虫の知識をおもしろく学べるウルトラがいちゅう大百科。

ちなみに、独立行政法人国民生活センターでは、置き型のワンプッシュ式蚊取りに注意換気をしていますが、「殺虫効果が確認できなかった」といったものではなく、誤った使い方をして顔にかかるなどの事故が起きるケース指摘しています。

○事例1
家庭用殺虫剤を顔にかけてしまい、両?が赤くなり、やけどのような痛みが出た。

○事例2
蚊を殺す殺虫剤を使用したところ、殺虫剤が顔にかかり、顔が腫れてしまった。

○事例3
職場でプッシュ式の殺虫剤をステープラーと間違えて押してしまい、殺虫剤が顔にかかってしまった。

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