ノースフードのサルモネラ菌は一部ペットフードのみ!ノースフードのペットフード安全性は?

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犬や猫の飼い主としては見過ごすことができないニュースだったので取り上げます。

ノースフード(生活クラブ連合会)が販売するペットフードからサルモネラ菌が検出され、
ペットに嘔吐や下痢や症状が出たほか、死亡してしまう食品事故が発生しました。

ただ、ノースフードではすでに行政からの是正勧告を受けて適切な措置をしているため、
ノースフードのペットフードの危険性を煽るようなデマには注意が必要です。

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ノースフードのサルモネラ菌は一部ペットフードのみ!「犬・猫用ササミ姿干し 無塩」

ノースフードのペットフードの中でペットの体調不良の報告があり、
実際にサルモネラ菌の検出が確認されたのは鶏のササミ肉を加工した
「犬・猫用ササミ姿干し 無塩」のみです。

ノースフードではすでに「犬・猫用ササミ姿干し 無塩」の販売を当面見合わせているので、
ノースフードのペットフードでサルモネラ菌被害に遭う危険性は低いと言えるでしょう。

気を付けなければいけないのは、ノースフードのペットフードの危険性ばかりを指摘する、
煽り記事やデマに気を付けなければいけないこと。

ノースフードのペットフードには、

  • 熟成仕上牛肉ジャーキーロング
  • 熟成仕上鶏ささみジャーキーロング
  • 熟成仕上ミックスジャーキー
  • 熟成仕上鹿肉&お米ジャーキー
  • 熟成仕上羊肉&お米ジャーキー
  • 熟成仕上鶏ささみふりかけ
  • 熟成仕上牛肉ふりかけ
  • 熟成仕上チーズふりかけ
  • 熟成仕上砂肝ふりかけ
  • 熟成仕上牛肉&白身魚ジャーキーカット
  • 熟成仕上鶏ささみ&白身魚ジャーキーカット
  • 熟成仕上鶏肉75%ジャーキースティック
  • 熟成仕上牛肉75%ジャーキースティック
  • 熟成仕上鶏ささみジャーキーカット
  • 熟成仕上牛肉ジャーキーカット
  • 熟成仕上ミックスジャーキー

といったものがありますが、
これらに関してはサルモネラ菌や大腸菌が検出されたという発表はありません。

「ノースフードのペットフードは危険!」という安易なデマをうのみにして、
ノースフードに余計な風評被害が出ることは避けなければいけません。

サルモネラ菌と大腸菌が検出されたのは、鶏のササミ肉を加工した「犬・猫用ササミ姿干し 無塩」という商品だ。北海道内の業者「ノースペット」が製造した。

生活クラブが2019年8月19日に公式サイト上に載せた組合員向けニュースによると、組合員59人が飼う計68匹のペットに嘔吐や下痢などの症状が出た。5日に組合員に配ったニュースでは、うち14匹が死亡したとしている。

最初に異変が報告されたのは、19年1月17日で、組合員から「変な臭いがする」とクレームが来た。製造工場に検査を依頼したところ、製品サンプルに問題はないとの回答だった。

そして、その2、3週間後には、異臭を訴える組合員の声が3件届いた。そこで、大きなササミが芯まで加熱されなかったのではと考え、本格的な調査に入った。3月に入って販売を中止し、商品を注文した組合員約9000人に注意喚起のニュースを配った。

すると、組合員からは、商品を食べたペットの具合が悪くなったとの訴えが60件も寄せられるようになった。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190822-00000012-jct-soci

ノースフードのペットフード安全性は?大腸菌・サルモネラ菌の危険は?

ノースフードではペットフード「犬・猫用ササミ姿干し 無塩」から
サルモネラ菌や大腸菌が検出されたことを受けて、
すでに健康被害を招いたことに対して謝罪を発表しています。

もちろん、再発に向けて原因調査・製造工程の見直しを図っていて、
引き続き工場点検を進めるとしています。

ちなみに、ノースフードのペットフードで検出されたサルモネラ菌はO7群という、
O4群やO9群のような強い毒性はないタイプとのこと。

68匹のペットに嘔吐や下痢などの症状が現れ、うち14匹が死亡しているものの、
いずれも病気などで免疫力が落ちている高齢や病気がちだったということです。

組合員の皆様へ:ペットフード「犬・猫用ササミ姿干し 無塩」ペットへの健康被害に関する調査結果とお詫び│生協の食材宅配 生活クラブ生協
組合員の皆様へ:ペットフード「犬・猫用ササミ姿干し 無塩」ペットへの健康被害に関する調査結果とお詫び|生活クラブ生協連合会がお届けするニュース・お知らせ・読みもの記事のページです。

ノースフードよりも手作りペットフードの方が危険かも!

ノースフードのペットフードでは残念ながらサルモネラ菌が検出されてしまったものの、
サルモネラ菌も大腸菌もどちらも、自然界にもともと存在する菌です。

ある一定量を超えた量の菌が繁殖し、さらに菌の増殖を抑えるだけの免疫力がない場合に、
体調不良を起こす危険性が出てきます。

どこにでもいる菌ですから、ノースフードのペットフードの危険性を指摘するのであれば、
手作りペットフードの危険性も無視することはできません。

包丁やまな板、保存状態の悪い食品を使ってペットフードを手作りすれば、
サルモネラ菌をせっせとペットに与えることになりかねません。

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