ベケットの最後|パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド

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パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンドの最後でベケット卿はなぜ反撃しようとしなかったんでしょうか?

最後にベケット卿が「全ては利益のために」と言って反撃せずに撃たれますが、自分の命を犠牲にしてまで手に入れたい利益って何だったのでしょうか?

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ベケットの最後|パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド

パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンドの最後はベケット卿は反撃しないまま海の彼方に消えてきますが、大砲の数も圧倒的に多かったこともありあの場は逃げてその他艦隊で攻撃すれば勝てた可能性はないのでしょうか?

ベケット卿はなぜ反撃しようとしなかったのかというと、

「すべては利益のため」

ベケット卿の最後の言葉がすべてを物語っているでしょう。

反撃して勝ったとしても、不死身のフライング・ダッチマン号を敵にまわしたことは今後の世界貿易で会社に多大な損害を与える、負けるとわかって戦っても大きな損害になる。

彼は「撃て」と叫びたかったでしょうが、叫ぶことができない葛藤がありました。

彼の絶対的な価値観で、人の命より会社の利益が大事、それが自分の命であってもということです。

あの状況では自分の船が沈み、自らが死ぬことで海賊との禍根を残さずのちに交渉しやすくするのが会社にとって一番の利益になる、ということを頭のいいベケット卿は瞬時に悟ったのではないでしょうか。

まとめ:ベケットの最後|パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド

パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンドのベケットの最後、ベケットは「すべては利益のため」と言っていますが手に入れたいものとは「絶対的な権力」であり「世界の覇者」という名誉です。

彼はとても野心家なので、貿易によって世界制覇をするつもりだったのです。2作目の「デッドマンズチェスト」で、彼の執務室の後ろにあった描きかけの世界地図は、その野心の象徴なのだと監督が言ってました。

自信家でもあるベケットは、海賊との戦いで負けるなんて微塵も思っていませんでした。だから、自分が負けると悟ったとき、自信とプライドがガラガラと崩れ去り、ショックで茫然自失してしまい反撃することすら出来なかったのでしょう。

製作者の意図として、利益のためなら何でもする今の企業がいずれ身を滅ぼすという警鐘を、派手なラストのスローモーションとベケット卿が海面で会社のロゴマークの上に死んでいく姿で表現したのかもしれません。

ちなみに、吹き替え版だと「全ては利益のため」ですが、字幕版だと「損のない商取引を」です。これはベケットの口癖で、映画の中でも何回か言ってます。

解説:ベケットの最後「利益のために」|パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド

パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンドの最後でベケット卿が「全ては利益のために」と言って反撃せずに撃たれた理由については大きく分けて2つの説があります。

説1:「全ては(東インド会社の)利益のために」というのは、普段から言っている社訓のような言葉しか出てこなかっただけ。

挫折を知らないエリートであるベケット卿は、突発的な破滅に対応できなかった。
そのため、普段通りの行動しかとれなかったので、逃げることもなく、ごく普通に歩くだけだった。

説2:「全ては(東インド会社の)利益のために」というモットーに忠実に、死を選んだ。

ベケット卿は、自己犠牲の上でも会社のために尽くせる、非常に優秀な人材だった。
下手に反撃してブラックパールとダッチマンを有する海賊を怒らせると、これから東インド会社が行う貿易活動の障害になる(会社の利益に反する)ので、大人しくやられることにした。
さらに、自分一人が悪者になって、会社に対する海賊達の怒りをそらそうとした。
自分が死ぬことも受け入れているので、わざと逃げなかった。

パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンドでベケットの最後にネットの口コミは?

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