青風荘(熊本・阿蘇)の河津誠をwiki調査!逆転人生

スポンサーリンク
当サイトはアフィリエイト広告を使用しています。
デフォルト 0未分類

「青風荘(旧清風荘)」は阿蘇山麓の湯治場「地獄」温泉にある唯一の旅館。

ところが、2016年(平成28年)4月14日(木)21時26分以降に相次いで発生した熊本地震によって建物は損壊し、存続はもはや不可能と思われていました。

熊本南阿蘇村の「地獄」で見た希望。兄弟たちの奮闘を知ってほしい。
スポンサーリンク

青風荘は熊本地震の被害に

阿蘇山麓の湯治場「地獄」は、噴出する火山ガスで草木が生えない岩場があることが名の由来で江戸時代から200年以上続く伝統を誇ります。

温泉県でもある熊本でも屈指の温泉地として知られていましたが、熊本地震では明治期から建っていた本館も含め、建造物はほぼがれきになり、自慢の温泉はことごとく土と泥の中に埋もれてしまいます。

地震から2か月後の大雨で大規模な土石流が追い打ちをかけ、敷地の約7割が土砂に埋もれるという大惨事に見舞われます。

道路も寸断されトラックも車も人も通れず、思うように作業が遅々として進まず、近辺の道路に至っては4年にもわたって埋もれたままという誰もが再建を絶望するような状況で、
旅館の経営者、河津誠さん、謙二さん、進さん三兄弟は、くじけることはありませんでした。

河津誠さんたちは8つあった湯のうち、かろうじて残った「すずめの湯」に再建の希望を託し奮い立たせていました。

河津誠をwiki調査!逆転人生

地獄温泉の再興を通じて河津誠さんは「湯治の本質」を改めて実感します。

がれきと化した建物を片づけているうちに、敷地の奥のほうには露になった本館の骨組みが見つかりますが、構造を考えると湯治用に長期滞在するための施設だったとしか考えられません。

『お客様に長く滞在してほしい、ゆったりと傷をいやしてほしい』という思いの元、しっかりと強固に建てられていたからこそ、あれだけの地震でも土台どころか骨組みが崩れることはありませんでした。

建物が建設された当時に思いをはせると道も舗装されていなくて、重機もトラックもないはず。

そんな時代にこの基礎をつくるのにひとかたならぬ苦労があったことは、一目瞭然でした。

地震が起きて初めて、河津誠さん先人たちが土台に遺した“思い”を身をもって実感し、
2人の弟たちと協力して再建に積極的にとりかかります。

再建にかかる費用10億円以上を銀行からの借り入れや補助金申請、クラウドファンディングなどを活用。

震災からちょうど3年が経った2019年4月16日、宿やほかの湯に先立ち「すずめの湯」をリニューアルオープンさせました。

青風荘の場所・アクセスは?

青風荘のある地獄温泉の起源は江戸時代にまでさかのぼります。

阿蘇五岳のうちのひとつに数えられる烏帽子岳の山麓に沸く温泉で、
新生・「すずめの湯」も以前までの混浴という伝統を受け継ぎ、湯あみ着を着ての着衣混浴というかたちが取られています。

※持参する水着でも入浴は可。湯あみ着は受付で貸与可

また「すずめの湯」には男女別の内湯も併設されていて、有事の際の安全面を考え、木造とRC構造で建造されています。

その後、2019年秋には男女別の大浴場「元の湯」「たまごの湯」が再開し、2020年春にはレストランがオープン。

そして、2020年9月に離れがオープンし、宿泊が再開しています。

■地獄温泉 青風荘.
場所:熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽2327
連絡先:0967-67-0005
営業時間:10:00~17:00(16:00最終受付)
定休日:火曜(祝祭日は営業)※別途振替休日の場合はHP、FB等で告知
http://jigoku-onsen.co.jp/

青風荘の料金や評判は?

青風荘のある地獄はもとは熊本の藩士しか浸かることを許されていなかったほどの名湯だったそうですが、
『湯が沸くところに人々は集まり、そこではみな平等である。守ればみな入浴可、守れないもの入浴おあずけ』という掟が作られ庶民でも入れるようになりました。、

青風荘のレストラン・食事処「山竃処(やまくど) あそつみ」では、河津誠さんの末弟・進さんが料理長を務め、地元の食材をふんだんに使用した、阿蘇ならではの郷土料理がふるまわれます。

ミシュランで三ツ星を獲得したこともある京都の老舗料亭「菊乃井」で、花板を務めるほどの腕前です。

■宿泊基本料金(1泊朝食付き)
平日 26,400円~
休前日 27,500円~

※宿泊料金には夕食代金は含まれず、別途2タイプが用意されています。

【やまくどコース】6600円(税込)
やまくどコースは山竈処に備えられた囲炉裏を使い、
地獄温泉でなければ食べられないユニークで美味しいお料理コース。
地元食材を使い、フレンチの香りをまとわせたオリジナル料理をお楽しみいただけます。

【旬菜懐石コース】13200円(税込)
「旬菜会席コースは京都の三ツ星料亭「菊乃井」で修行した料理長が腕をふるう本格懐石料理。
食事処の個室にてゆっくりと阿蘇・熊本の食材を使った月替りの懐石料理をお楽しみください。

■すずめの湯 新料金
大人 1,200円(税込) 貸バスタオル付
子供(小学生) 600円(税込)
幼児 無料

■元の湯・たまごの湯 新料金
大人 800円(税込)
子供(小学生) 400円(税込)
幼児 無料

タイトルとURLをコピーしました