千と千尋の神隠し最後は車で時間経過?

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千と千尋の神隠し最後は車でトンネルから出てきた時にボンネットには落ち葉が積もっていたり、車内が埃だらけになっていてかなり時間経過していたような描写がみられます。

湯屋で千尋が過ごした時間はどれぐらいの期間だったのでしょうか?

現実世界の時間ではどれぐらいの期間だったのでしょうか?

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千と千尋の神隠し最後は車で時間経過?

映画「千と千尋の神隠し」でトンネルの向こう側での時間では大まかに見ると時間は三泊四日が経過しています。

■一日日:不思議の町に迷い込む、湯婆婆と契約する
・千尋一家がトンネルを抜けてくる(昼)
・湯婆婆と契約(夜)

■二日目:泣きながらおにぎりをほうばる、くされ神の世話をする
・ハクに豚になった両親に会わせられる(昼)
・「お腐れ様」をもてなす(夜)

■三日目:カオナシ暴走、銭婆のところへ行く
・カオナシ暴れる(昼)
・海原電鉄で沼の底の銭婆の元へ(夜)

■四日目:豚の中に両親がいないことを見抜く、現世へ戻る
・契約を解いて現実世界に帰る(昼)

と大体3日間の出来事だったと思われます。

少なくとも、車のバッテリーは上がっておらず、エンジンもかかりましたので、何年、何十年という時間は経過していないとみられます。

現実の世界での経過時間は宮崎監督があるインタビューで「2か月だ」と答えているそうです。

来る時と帰った時では周りの木の茂り具合とかも変わっているようです。

トンネルのある壁自体朱色のモルタルから石垣に変わっていたり魔法が解けた事による変化と思われます。

車の上に落ち葉がかかっていたり車内が埃だらけになっていたりしますので相当の時間が経っているようです。

車のエンジンが問題なくかかったり、季節的に千尋たちが半袖でも寒さを感じていないようだったり、それ位が相当ではないでしょうか。

千尋は現実の世界に戻ってきた時、あっちの世界(異次元)であった出来事は忘れてしまっている。しかし、頭の片隅にはその記憶が残っている

銭婆が「一度あったことは忘れないものさ。思い出せないだけで…」と語っていましたが、まさにそれを象徴しているのでは?と思います。

忘れている、というか思い出せない状態にはなっていると思います。

ちなみに、最後ででハクが「振り返ってはいけない」と千尋に言います。この下りが、オルフェウスの神話由来のものです。

作り方は、浦島太郎とオルフェウスの神話を同一に見立て(そっくりなのですが)、映画のユリシーズなどをゴジラの元ネタにまつわる民話を加味しています。

元ネタの一つ、ゴジラ(ナウシカで言えば巨神兵、もののけ姫で言えばシシガミ、本作で言えば腐れ神)の元ネタに纏わる神話を使っています。

ゴジラは三重県志摩市の波切神社の祭神をモデルにしています。もともと、本多猪四朗の最初の映画のロケ地の祭神です。
本作では、ほぼ全員が波切神社の祭神かその同一神です。(カオナシは人がモデル、おしらさまは天白神の同一神)

わらじ祭りホームページ
わらじ祭りホームページ

波切神社で言え、ダンダラボッチ、民間信仰のミヅハメ、天児屋根神、猿田彦、大山祇神と民間信仰の天白神などですが最も、設定については映画会社に持ち込まれてからかなりバイアスがかかったそうで、同時期に作成されたシン・ゴジラの影響を受けているようです。
保堕落渡海という信仰をモデルにしていて、浦島太郎も同じ信仰モデルです。
太郎と、乙姫が夫婦(鶴と亀)で、時間の流れが現世と異なります。
波切神社の隣の片田稲荷には浦島太郎が祭られていて、波切神社の主神国狭槌神の同一神の豊受大神の豊受大神宮(伊勢神宮外宮)の建立は浦島太郎が龍宮に旅立った日とされています。
浦島太郎は建立時期からすると300年もの間、龍宮にいた計算になります。

この豊受大神と波切神社の主神の国狭槌神は神話では同一の神話を持っていて織姫星になり、琴座の星を指します。
波切神社の波切の古い名前が菜切で、これは琴座の古い和名です。
琴座の持ち主がギリシャ神話で言えばオルフェウス。

オルフェウスの奥さんのエウリディケは木のニンフの一人で、一緒にいると時間が過ぎ去ることを忘れる力を持っています。
本作では、湯婆婆、銭婆に相当します。オルフェウスが窯じい。

これが、時間ずれの謎解きと、「決して後ろを振り向いてはいけない」の謎解きです。

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