太陽フレアの影響2021!電子機器や停電は?人体に頭痛は?

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2021年は10月12日にかけて大規模な太陽フレアによる磁気嵐が地球直撃するとみられています。

太陽フレアの影響で電子機器が故障したり停電は起きることはないのでしょうか?

また人体に頭痛など健康被害が及ぼす影響はないのでしょうか?

この記事は国立大学大学院修士課程を情報工学で修了し、在学中6年間を通じて電気・電子工学を履修してきたライターが執筆しています。

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太陽フレアの影響で電子機器や停電は?

太陽フレアとは太陽の表面で発生する爆発のことで、広義には電磁波が地球に降り注ぐ現象という解釈でも使われています。

wikipediaでは太陽フレア(太陽嵐)による電子機器や停電の影響について次のような記述がみられます。

太陽嵐が起こると、8分程度で電磁波が地球に到達して電波障害が生じ、数時間で放射線が到達。数日後にはコロナからの質量放出が地球に届き、誘導電流が送電線に混入し、電力系統がおかしくなる。ただ単に停電するのではなく、電機・電子系統に瞬断やEMP(電磁パルス)被害が出る。特に宇宙空間にある衛星(通信衛星、GPS衛星、気象衛星、偵察衛星など)や、巨大なアンテナとして働く送電線の被害が起こる。

実際に太陽フレアによって生じた大規模な電子機器への影響・停電といった被害には、

1989年3月 カナダのケベック州で大停電
2000年 人工衛星「あすか」の機能停止
2003年11月4日 小惑星探査機はやぶさにダメージ

といったものがあります。

太陽フレアで、まず最も大きな影響を受ける地域は、

高緯度地域
宇宙空間

になります。

赤道に近くなればなるほど大気の層が厚くなるため太陽フレアの影響は受けにくくなります。

それに対して高緯度地域は大気の層が薄く宇宙フレアの影響を受けやすくなります。

宇宙空間だと太陽フレアの影響を妨げるものがないため、直撃は免れません。

では2021年10月の太陽フレアでは、どのような影響が想定されるのかというと、やはり最も懸念されるのが高緯度地方の・送電網です。

通信インフラに関しては光ファイバーであれば従来のメタル回線(銅線)に比べると太陽フレアの影響は受けにくいものの、光ファイバーの中継器などは電子機器です。

太陽フレアによって電子機器の動作に不具合が生じる可能性は通常よりも高くなるので、北米など高緯度地方に物理サーバーのあるwebサイトなどはアクセスしずらくなる可能性があります。

同じく高緯度地方に住む人たちはインターネットの通信速度が低下する可能性も考えられます。

日本に関しては南北に長い列島とはなっているものの、太陽フレアで顕著な被害が出るほどの影響はないとみられます。

日常生活で考えられるものとしてはGPSの誤差の増大です。

GPSは宇宙空間にある衛星と通信することで地球上の位置(座標)を特定する仕組みになっていますから、日本といえど太陽フレアの影響を強く受けることが想定されます。

実際に2017年9月には国土地理院がGPSの精度がかなり悪くなる時間帯があったことを報告しています。

9月6日に発生した太陽フレアのGPS測位への影響(速報) | 国土地理院

太陽フレアの影響で人体に頭痛は?

漫画「宇宙兄弟」でも大規模な宇宙フレアが発生したことで、主人公ら月面クルーは地球との通信は遮断され1週間程度の月面基地監禁生活を余儀なくされていました。

これは太陽フレアによる健康被害を懸念したからで、太陽フレアには様々な波長の電磁波が含まれています。

X線
ガンマ線
高エネルギー荷電粒子

など。

エックス線は放射線の一種です。

放射線にはこの他にガンマ線,アルファ線,ベータ線(電子線),ポジトロン線,中性子線などいろいろな種類があります。

太陽フレアによって放射線を被曝してしまう危険はあるものの、人体に悪影響を及ぼす強さになることが想定されるのは地球磁気圏外、つまり宇宙空間です。

オーロラも太陽フレアによって起きる自然現象ですが、オーロラを観に行ったからといって危険なレベルの放射線を浴びてしまうようなことはありません。

オーロラが観測できるほほど緯度が高くない(太陽フレアの影響を受けにくい)日本であれば、太陽フレアで頭痛などの人体に影響が出る危険性は極めて低いと思われます。

もちろん人体への影響が100%あり得ないわけではなく、太陽フレアが人体に影響を与えたとする事例も実際に報告されています。

人間にも影響があり,人体の血液中には大量の鉄分(ヘモグロビン)が含まれ,鉄は当然磁気に反応するため,それにより病状が変化し,昔からフレアがあると病人の容態が悪くなるといわれている。
Yomiuri on lineは,2008年8月26日付で,最近,ドイツとチェコの研究チームが発表した牛や鹿が食事中や休憩時は北や南を向いているのは太陽の方向ではなく,北や南の地磁気の方向で大型動物でも地磁気を感知し,磁気嵐が起こると交通事故が多発し,病人の容態が悪くなるという事実を報告した5)。
https://www.sasappa.co.jp/online/abstract/jsasem/1/052/html/1110520104.html

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