タイヤの回転方向が逆だと?見分け方わからない?ヨコハマ・ブリジストン

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タイヤを回転方向(パターン)と逆向きに付けたらどうなるんでしょうか?

スタッドレスタイヤは回転方向と逆に取り付けてしまうと冬道では滑る?

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タイヤの回転方向が逆だと?見分け方わからない?ヨコハマ・ブリジストン

車のタイヤが回転方向指定(ローテーション)と逆についていた場合、一番大きな影響が出るのはやはり排水特性です。

ただ市販車用タイヤの場合はそのようなレベルではなく、特に晴れの路面では大差は有りません。雨さえ降らなければ五月蝿いだけでしょう。

タイヤの着脱やローテーションで逆回転位置になってそれまでの使用によって締めつけたカーカスが緩まないように「方向を定めている」だけです 逆になったからと言って100人中99人は判らないでしょう

それに対して、回転方向が決まっているタイヤ(トレッドパターンが矢羽根状で、回転方向によって水切り性能が違って来るタイヤ)は、雨の日に水をタイヤの外側に飛ばすように溝がついています。

見方・見分け方はショルダー部分に回転方向示す矢印と「ROTATION」と文字が入っています。矢印を車の走る向きに合わせて装着します。

逆回転方向に装着してら、水をタイヤの中心側に飛ばすように溝がなってしますので、タイヤの中心部の水が排水できなくてハイドロプレーニング現象が起こりやすくなります。

水がある路面では、正常に取り付けたタイヤに比べて逆に取り付けたタイヤやの水はけが悪く、路面の水が左右に飛ぶのが少なくなり、前へ水が盛り上がります。

ブルドーザーが土を押すような感じになるのです。

この盛り上がりは正常な向きのタイヤに比べて3倍以上も盛り上がったのを覚えています。

つまり、実際の水深より何倍もの水深の中を走るようなものですから危険は増えます。

グリップ低下(簡単にホイールスピン)や、コーナーでアンダーステアも出ます。

回転方向指定の無いタイヤは、どちらの回転方向でも排水特性に大きな差が無いトレッドパターンが採用されているタイヤですが、それ以上にグリップ性能を上げる設計にするにはどうしても片方の回転方向で最善のトレッドパターンにデザインするので、逆回転方向では相対的にグリップが落ちてしまいます。

ドライグリップでは相当なハイスピードを出さないとその差は体感できませんが、ウェット路面ではグリップ限界が低いのでその影響が大きく出てしまいます。

サーキット走行や峠道を攻めたりドリフト走行等しないから関係無いと考える人が多いですが、街中でも道路工事の鉄板の上やマンホール、橋や道路の継ぎ目では急激にその周りのアスファルトとグリップに差が有り、瞬間的にスリップします。

回転方向指定通りの正常な装着状態ではぎりぎり大丈夫だった場合、回転方向指定を無視した異常な装着状態では大丈夫でなくなります。

特に降雨時は・・・後輪だから前輪のすぐ後ろを走るので影響無いと言うのは直線路つまりストレートだけです。

コーナーでハンドルをきると内輪差が発生して後輪は前輪よりも内側を通ります。

タイトなコーナーほど大きくハンドルをきるので完全に前輪とは別のラインを通り、遠心力も大きくかかり低いスピードでもグリップ限界を超えてしまう事もあります。

また・・・コーナー進入前にブレーキ操作を完了する基本的なセオリーを守れないドライバーは驚くほど多いので、悪条件の重なる雨の日の下りコーナーは、回転方向指定を守っていても怖い思いをする状況なので、せめて回転方向くらいは正常に装着し直しましょう

あとタイヤの寿命ですが2シーズンはよく効き、3シーズン目は多少性能が落ちるが許容範囲。4シーズン目は危険です。

タイヤの溝が残っていても、3年使ったら交換した方が良いですよ。(特に凍結路面に対して。凍結路面は考える必要が無く、雪だけを考えるのであれば、溝があれば+2~3年は行けるかもしれません)

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