握手の主題・伝えたいことは?中3国語の教科書

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中学3年の国語では井上ひさしさんの『握手』を取り上げる教科書があります。

手に障害を抱えているルロイ修道士が指言葉で意思を伝えるシーンが多く出てきますが握手の主題・伝えたいことは?

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握手の主題・伝えたいことは?中3国語の教科書

井上ひさしさんの『握手』はルロイ修道士の生きざまを描くことで、人間の無償の愛というものを描いているようです。

主題はルロイ修道士の言葉にある通り

「人種で区別してはいけない、一個の同じ人間がいるだけだ」

というのがまず挙げられそうです。

ルロイ修道士は家族でもないのに、天使園の子どもたちをまるで家族のように育て、出世してからも天使園の成長したすがたを見て喜んでいます。

戦争中、日本にいた敵国側の国民(カナダ人やアメリカ人)はひどい仕打ちを受けました。 しかし、戦後そうしたことを怨みにも思わず、養護施設で児童達の世話をして愛情を注ぎます。

そして、大人になった彼らの成長を見とどけてから亡くなりました。 その人生を、井上ひさしさんは、彼と握手をするときの様子を描くことで、この「無償の愛」というものを読者に伝えたかったのでしょう。

他にも「困難は分割せよ」という言葉があります。

困難な問題は分割して一つ一つ片付けていけと言う。

しかし今、ルロイ修道士が子供たち一人一人に会っているのも、その困難な問題にぶつかってしまい、地道に解決しようと頑張っている途中なのではないだろうか。

その困難とは、死の病からくる死への恐怖ではないだろうか。

もしくはルロイ修道士が死を自覚していることに気付きながら ルロイ修道士に対して納得のいく言動ができなかった自分への苛立ちと,亡くなったルロイ修道士が 現在の自分自身の中に生き続けていることへの気付き。

ルロイ修道士の葬式の時に知らぬ間に、かつてルロイ修道士から学んだ指文字、両手の人差し指を交差させ、せわしく打ちつけていたように、最後に会った時にこれが永遠の別れになることを予期しながら、別れ際に不用意な言葉で問いかけてしまった自分を強く後悔し、自分を叱責する様子が描かれていました。

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