牛田智大の落選理由は?ショパンコンクール2次予選結果が敗退・落ちた原因

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牛田智大さんは2021年の第18回ショパンコンクールには2次予選まで進んでいました。

ただ結果は落選で惜しくも敗退となりましたが、牛田智大さんが落ちた理由・原因は何なのでしょうか?

TOMOHARU USHIDA – second round (18th Chopin Competition, Warsaw)
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牛田智大の落選理由は?ショパンコンクール2次予選結果で敗退・落ちた原因

牛田智大さんはNHKBSプレミアムで放送された浜松国際ピアノコンクールの密着ドキュメンタリー番組に出演していたこともあり、高い人気を誇るピアニスト。

その甘いルックスもあり「浜松国際ピアノコンクール」が大ヒット小説で映画化もされた「蜂蜜と遠雷」をほうふつとさせるものがありました。

それだけに第18回ショパンコンクールでは牛田智大さんの結果に大きな注目が集まっていたものの、第2次予選で落選・敗退という結果に終わりました。

ネットでは牛田智大さんの落選という結果に納得がいかないという声が多く、落ちた理由の議論が繰り広げられています。

牛田智大さんの落選理由は?

ショパンの解釈、演奏スタイルには、その時代の流行りがあります。近年は滑らかさが重視され、20世紀によくみられたラウドなサウンドは忌避されつつあります。

牛田さんのスタイルには、鍵盤を芯で捉え、ピアノという楽器をしっかり鳴らしている印象を受けました。
19世紀の西洋のサロンではこのような演奏がされていたのかな、とさえ感じました。無骨さと繊細さが巧みにコントロールされていました。
彼はコンテスタントの中では良くも悪くもユニークでしたね。(個人的には1番好きでした。)
正直、ポロネーズの後半は、バスが大きすぎるのではないかと感じてしまいました。
恐らく、敢えて挑戦的なスタイルで勝負したと思います。

牛田智大さんの落選理由は?

ショパンの解釈、演奏スタイルには、その時代の流行りがあります。近年は滑らかさが重視され、20世紀によくみられたラウドなサウンドは忌避されつつあります。

牛田さんのスタイルには、鍵盤を芯で捉え、ピアノという楽器をしっかり鳴らしている印象を受けました。
19世紀の西洋のサロンではこのような演奏がされていたのかな、とさえ感じました。無骨さと繊細さが巧みにコントロールされていました。
彼はコンテスタントの中では良くも悪くもユニークでしたね。(個人的には1番好きでした。)
正直、ポロネーズの後半は、バスが大きすぎるのではないかと感じてしまいました。
恐らく、敢えて挑戦的なスタイルで勝負したと思います。

過去にツィメルマンも言っていましたが、インターネットで聞くのと現地で聴くのでは印象が大きく異なる場合があります。
ライブ配信ではわからないような減点対象があったのかもしれません。

もし審査員にアルゲリッチがいたら、審査結果が納得できずに抗議していたかもしれませんね。ポゴレリッチの予選敗退を彷彿とさせます。
しかし、世界中のクラシックファンが牛田智大さんを認知したと思います。

牛田智大さんの落選理由は?

公開されていないと思いますが、ショパンコンクールをはじめ、各コンクールは客観的に評価がなされるようにいくつもの評価項目があり、それらの総合もしくは平均で一人一人の点数が付く仕組みです。後は点数順に並べるだけです。

実は、私は国内の某コンクールの審査員をやったことがあります。私の視点結果は全体の意見と少し異なっていたようですが、常連の審査員の間には暗黙の了解とか、前回までの流れを汲んで…みたいな不文律があるように感じました。

それが、ショパンコンクールのような立派な国際コンクールに当てはまるかどうかは分りませんが、単純な技術や感性に訴えかける芸術性においても、それぞれの時代に、各コンクール独自の傾向のようなものはあるようです。

こうした中、牛田智大さんは自身の落選理由について次のようにコメントしています。

今回はなかなかホールの音響がつかめず、最大音量を見極められないままラウンドを終えてしまい、ダイナミクスの構成や音色の調整が狂ってしまいました。ホールの音響上自分の音量が足りていないのではと錯覚してしまい、不自然な力で芸術的でない飽和した響きを引き出してしまった瞬間がありました。
このコンクールで審査をしてくださっている先生方は、音楽家として心から尊敬する存在で、演奏を聴いていただけたことをとても光栄に思っております。今回の判断を心から支持しています。

一方で、ご期待を寄せてくださっていた皆さまには、結果という形で報いることができなかったことを本当に心苦しく、申し訳なく思っています。
ショパンコンクールに向けてさまざまな場所で応援してくださった皆さま、お力添えをくださった皆さま、本当にありがとうございました。偉大な歴史を持った素晴らしいコンクールで演奏するという機会を得られたこと、そしてそれを多くの皆さまと共有できたことを心から光栄に思っております。

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