フラッシングとは効果は?必要?ガソリンスタンドのエンジンオイル交換

スポンサーリンク
当サイトはアフィリエイト広告を使用しています。
デフォルト 0未分類

「フラッシング」はガソリンスタンドでエンジンオイルを交換する際に「一緒にどうですか?」と効かれることの多いサービスです。

料金は2000円、3000円とそれほど高額ではありませんが、フラッシングとはどんな効果があるんでしょうか?必要なメンテンナンス?デメリットはないんでしょうか?

スポンサーリンク

フラッシングとは効果は?ガソリンスタンドのエンジンオイル交換

ガソリンスタンドでオイルとエレメントの交換を頼むと「フラッシング」を追加されることがあります。

「フラッシングオイルでエンジン内を綺麗にしてから新しいオイルを入れた方がいい」と言われたりしますが、フラッシングとはエンジン内部の汚れをきれいに掃除することを言います。

フラッシングするかどうかの目安としては、オイルのキャップがきれいなら、いつも通りガソリンを入れるだけでフラッシングができるので必要ありません。

逆にフラッシングが必要、したほうが良いと言われるのはエンジンのキャップがタールでべっとりしているようなとき。

もしくはエンジンオイルを抜いたけど規定量を大幅に下回るような場合(1L程度しか抜けない)、エンジンオイルの粘性が大きく黒いときもフラッシングをすすめられることが多いようです。

エンジンオイルの交換を2年以上もしてない車でしたら、フラッシングオイルで数時間回して洗うのは効果が期待できそうです。

ただ普通に年に数回程度交換している車だととほとんど意味はありません、

フラッシングは必要?デメリットは?ガソリンスタンドのエンジンオイル交換

フラッシングは場合によってははあんまりエンジンによくないこともあります。

もし酷い汚れが蓄積しているエンジンの場合、ストレーナーを詰まらせてしまい、かえって深刻なダメージをエンジンに与えてしまう事があります。

さらにオイルエレメントがその汚れで目一杯になってもまだエンジン内の汚れが剥がれてくる場合、オイルエレメントはエンジン焼付き防止のためにフィルターが詰まってもそのままエンジンオイルをバイパスさせて循環させますから、そうなると剥がされた汚れがまたエンジン内をさらに循環してしまう事になります。

フラッシングオイルの種類によっては、エンジンのゴムの部分を溶かすことがあるので、フラッシングをすすめないディーラーや修理工場もあるようです。

フラッシングオイルを使うくらいなら、汚れを剥がすタイプよりも、汚れを溶かすタイプ(ワコーズのeクリーンプラスなど)が良さそうです。

11万kmオーバーのアトレーワゴンにWAKO'Sの遅効性フラッシング剤、eクリーンプラス入れて排出されたオイルがヤバかった!

ただし、あまりにエンジンの状態が悪ければ1度くらいフラッシングをやるのも手です。

お店のフラッシングは高いので、灯油で十分
エンジンオイルの量は規定分をいれ、灯油を5%以下の容量いれ、10分もアイドリングすれば十分すぎるくらい落ちます。

※ただし自己責任でお願いします。エンジンチェックランプがついたら即中止してください。灯油はゴムを溶かしますので、過度の使用はむしろ害です。

ちなみに、オイルエレメントはオイルの汚れを取るフィルターの役目を行う部品です。交換しないと汚れたオイルがエンジン内を循環して不調の原因になります。

参考:エンジンオイルの役割の一つ「潤滑」について

エンジンオイルはエンジンが稼働していると、どのように劣化してゆくかを説明します。

エンジン内部は金属同士の擦れ合いで、細かな摩耗粉が発生します。この時(摩耗粉の発生時)に700度~800度の高熱が発生します。この熱を冷やす為にエンジンオイルが使われます。この時のオイルは高熱により分解されスラッジになります。(オイルの機能を失うのです。)これが更に進むと、タールとなり更に進むとカーボンとなります。

このようにオイル成分が劣化したものは、徐々にエンジン壁面・オイルLINE(非常に細い)に付着したりとエンジン内部の様々なところに付着します。

すると、エンジン内部の容量が少なくなり、内圧が高くなりガスケットの弱いところからオイル漏れを起こしたり、ピストンリングの溝等にカーボンがへばり付きリングの動きを抑制することになり圧縮が弱くなりエンジンの元気が落ちてきます。

ここで、エンジンの元気を取り戻す為に、スラッジやタールやカーボンを取り除く必要があるのです。

昔は、エンジンオイルの油膜をそぎ落とす可能性のある灯油を使用していたようです。(当時は、この方法しかなくエンジンにとっては非常にダメージを与えかねない方法であったようです。) その後、フラッシング剤の改良により油膜をなるべくそぎ落とさないものが使われているようです。 が、洗浄能力は実はあまり良くない。つまり、エンジンの元気力を戻すまでの効果は無いようです。 (エンジン内部がそれほど汚れていない状況であれば、奇麗になる可能性が高い。(しかしピストンリングのカーボンの除去は困難))

なぜなら、エンジン内の壁面の異物の溶解も重要ですが、ピストンリングに付着しリングの動きを抑制しているカーボンまでは、取れ無いからです。

簡単に、フラッシング剤はオイルの潤滑機能を低下させてスラッジ程度の溶解しやすいものをエンジン壁面より溶解させるのみ。 オイルラインの細かな部分の汚れを取ることは困難。 理由は、エンジンンを高回転まで廻すことが出来ないから。

もし、エンジンの元気を完全に取り戻すならば、TEREXS洗浄を提案します。

TEREXSはエンジンオイルをベースに作られた洗浄液です。これを毎分11Lのポンプでエンジン内部をエンジンを高回転まで廻しながら洗浄するのです。これにより、上記の弱点を完璧に補うことが出来るのです。 つまり、細かなオイルラインや ピストンリングのカーボンまで奇麗に除去できるのです。

TEREXS  エンジン内部洗浄 施工手順
タイトルとURLをコピーしました