2020年の福祉住環境コーディネーター試験は下記のような日程・内容で行われました。
福祉住環境コーディネーター試験の公式サイトでは「３級の範囲および２級公式テキストに該当する知識とそれを理解した上での応用力を問う」とされています。
福祉住環境コーディネーター検定試験2級過去5回問題集
福祉住環境コーディネーター試験の日程・時間
2020年11月22日(日)
2級 2時間（集合時間13:30）
3級 2時間（集合時間10:00）
■主催者
東京商工会議所
〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-2-2
■福祉住環境コーディネーター試験の出題範囲・問題数
マークシート方式（問題数は７０問前後）
２級の出題範囲
１. 高齢者・障害者を取り巻く社会状況と住環境
２. 福祉住環境コーディネーターの役割と機能
３. 障害のとらえ方
４. リハビリテーションと自立支援
５. 高齢者・障害者の心身の特性
６. 在宅介護での自立支援のあり方
７. 高齢者に多い疾患別にみた福祉住環境整備
８. 障害別にみた福祉住環境整備
９. 福祉住環境整備とケアマネジメント
１０. 福祉住環境整備の進め方
１１. 福祉住環境整備関連職への理解と連携
１２. 相談援助の実践的な進め方
１３. 福祉住環境整備の共通基本技術
１４. 生活行為別福祉住環境整備の手法
１５. 福祉住環境整備の実践に必要な基礎知識
１６. 福祉用具の意味と適用
１７. 生活行為別にみた福祉用具の活用
３級の出題範囲
１. 少子高齢社会と共生社会への道
２. 福祉住環境整備の重要性・必要性
３. 在宅生活の維持とケアサービス
４. 高齢者の健康と自立
５. 障害者が生活の不自由を克服する道
６. バリアフリーとユニバーサルデザインを考える
７. 生活を支えるさまざまな用具
８. 住まいの整備のための基本技術
９. 生活行為別にみる安全・安心・快適な住まい
１０. ライフスタイルの多様化と住まい
１１. 安心できる住生活
１２. 安心して暮らせるまちづくり
■福祉住環境コーディネーター試験解答速報2020
2020年の福祉住環境コーディネーター試験は下記のような手段で解答速報を知ることができます。
みとみライセンスアカデミー
ユーキャン
twitterのハッシュタグ「#福祉住環境コーディネーター験解答速報」
5ch
「資格の大原」と「LEC東京リーガルマインド」では福祉住環境コーディネーター試験の解答速報は発表していないようです。
twitterのハッシュタグでは他にも「#福祉住環境コーディネーター試験」や「#福祉住環境コーディネーター解答速報」で解答が続々と投稿されるし、
5ch掲示版にも解答がドンドン投稿されていきます。
最終的に完成度の高い解答速報が出来上がるスピードで言えば、例年だと5ch掲示版が最も速くなります。
最終的には東京商工会議所から後日、「福祉住環境コーディネーター検定試験R 過去実施検定の模範解答」のページで過去問として正式解答が公開されます。
福祉住環境コーディネーター試験の合格率,合格ボーダーラインは？
福祉住環境コーディネーター試験3級はおおむね公式テキストに準じた内容で、応用力を試すような設問はほとんど見られません。
福祉住環境コーディネーター試験2級になると事例が出題され図面からの読み取りといった応用問題が一部含まれてきます。
合格基準点は１００点満点の７０点以上とされていますが、試験問題の配点が「１点問題」と「２点問題」が混在していて、
毎年、配点と問題数が変わってくるのが福祉住環境コーディネーター試験の特徴の一つ。
第４０回～第４２回までは「全６７問、１点×３４問、２点×３３問」でしたが、
第３８回・第３９回では「全７０問、１点×４０問、２点×３０問」となっていました。
福祉住環境コーディネーター試験のは、ばらつきがあり2級の合格率（平均）は３０～５０％前後といったところ。
3級の場合おおむね40％～60％といった合格率となっています。
2級
実施年 受験者数 合格者数 合格率
2019年 19,535人 7,366人 37.7%
2018年 21,840人 6,249人 28.6%
2017年 23,747人 11,980人 50.4%
2016年 26,281人 12,706人 48.3%
2015年 27,728人 15,417人 55.6%
3級
実施年 受験者数 合格者数 合格率
2019年 9,525人 5,524人 58.0%
2018年 9,879人 5,529人 56.0%
2017年 10,839人 4,483人 41.4%
2016年 12,061人 5,705人 47.3%
2015年 12,833人 8,142人 63.4%
