御仏前と御佛前の違い|香典のし書き方

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御仏前と御佛前の違いは何?

香典ののしに書く「御仏前」と「御佛前」の違いは漢字だけで意味は同じなんでしょうか?

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御仏前と御佛前の違い|香典のし書き方

「御仏前」と「御佛前」の違いは何かというと、どちらも読みは「ごぶつぜん」であり意味の違いはありません。

どちらも読みは「ごぶつぜん」であり

画数が多い旧字体が略されて、書き易いように新字体として現在では使われています。

現代ではイメージで選べば良いといった感じで、重々しく見せるために旧字体を使ったのが「御佛前」、そうでなく、ふつうなのが「御仏前」でしょう。

ちなみに、仏式での香典の表書は

・四十九日まで → 御霊前・御香典
・四十九日以降 → 御仏前・御香典

が基本となります。

亡くなってから………

7日目 → 初七日(しょなのか)
14日目 → 二七日(ふたなのか)
21日目 → 三七日(みなのか)
28日目 → 四七日(よなのか)
35日目 → 五七日(いつなのか)
42日目 → 六七日(むなのか)
49日目 → 七七日(なななのか)

と言います。

まとめ:御仏前と御佛前の違い|香典のし書き方

御仏前も御佛前も一緒で意味の違いなどありません。
どちらで書いても正しいも間違いもありません。

南無阿彌陀佛と言う文言も、仏ではなくて『佛』を使いますが、彌は弥でも構いません。

49日までは『御霊前』

49日以降は『御仏前』仏様の教えで、49日たつと仏様になられます。

ただ、浄土真宗の場合は『御霊前』は使わないのでずっと『御仏前』

もし相手の宗派が分からなければ、『御香料』や『御香典』が無難です。

不祝儀袋は「御仏前」も「御佛前」「御布施」「御霊前」「御車代」「御膳料」「お塔婆料」と印刷されたものが売っています。

蓮の葉模様の印刷してある不祝儀袋(仏事用)に御仏前と書いて誤りではありません。

蓮は、泥の中にありながら、決してその泥の色には染まらず、優美な花を咲かせます。

汚れた泥の中に、根を張り・茎を伸ばし・成長しますが、花だけは純白で綺麗なのです。

このことが、仏教においては、

「汚れたこの世(濁世)においても、法(教え)の花(さとり)を開かせる」の喩えとされるのです。

ですからあらゆる場面において、蓮が登場(描かれ)し、その象徴とされているのです。

多くの仏像は蓮の花を台座にし、天女は蓮の花を持ち、蓮のはなびらを撒くように。。。

あくまで、蓮は花の女王(聖なる花)であって、決して不吉な花ではありません。

「一蓮托生(いちれんたくしょう)」という言葉があります。

この言葉の意味は、「死ぬ時は一緒、最後の開き直り」ではなく、

「極楽往生を遂げた後、極楽にある蓮の花の上に生まれ変わると」いう意味です。

参考:御仏前と御佛前の違い|香典のし書き方

御仏前と御佛前には違いはないですし、御霊前と御仏前を間違えても失礼にはなりませんし、咎められることもありません。

蝶結びの袋とかなら言われても仕方ないですが、御霊前と御仏前間違えたくらいなんともないです。御仏前がなかったら御霊前使ってもいいんです。

ただし、

浄土真宗や真宗大谷派では亡くなったと同時に成仏すると考えられている為、「御霊前」は使いません。
「御仏前」か「御香典」になります。

また

曹洞宗では浄土についての教えがなく成仏以前の考え方もないので、「御霊前」は使いません。
こちらも「御仏前」か「御香典」になります。

喪家がどの仏式の宗派なのかわからない場合はどの時期にもどの宗派にも使える「御香典」を使います。

なお、「御香典」は仏式に使う言葉となるので神式やキリスト教式では使えません。

神式 → 玉串料・御榊料

キリスト教(カトリック) → 御花料・御ミサ料

キリスト教(プロテスタント) → 献花料・御花料・忌慰料

ちなみに、、、

不祝儀袋の水引や大きさによって使い方が違います。

○5千円未満
水引が印刷されたシンプルなもの。

○5千~3万円程度
奉書紙に黒白の水引のもの

○5万円程度
高級感のある和紙に双銀の水引の中金封のもの

○5~10万円程度
大判の高級和紙に豪華な水引の大きいサイズである大金封のもの

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