光る君へ(大河ドラマ)直秀・散楽師はなぜ殺された?第九回「遠くの国」

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大河ドラマ「光る君へ」について、直秀ら散楽の人達はなぜ殺されてしまった?

光る君へ 第九回「遠くの国」でなぜ直秀は鳥辺野送りになったのでしょうか?

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光る君へ(大河ドラマ)直秀・散楽師はなぜ殺された?第九回「遠くの国」

大河ドラマ「光る君へ」では第8回から執拗に繰り返されてた「鳥籠から鳥が飛び立つ」モチーフの終着地が「鳥辺野」に辿り着いてしまう結末となりました。

なぜ直秀たちは流罪ではなく「鳥辺野」に連れていかれて殺されたのかというと、「光る君へ」公式のガイドによると

「流罪にする手数を惜しんだ放免らは、殺してしまったのだ」

となっております。

普段は腕でも折って解き放つのを道長が流罪にしてやってくれというもんだから手続きめんどくさくて殺してしまったわけです。

そもそも人間扱いされていない連中を、右大臣家の御曹司が賄賂を使ってまで「助ける」などと思いもせず「確実に消せ」という意味で取ったとしても、不思議じゃなかった時代。

検非違使たちからしたら

「早めに解き放ってもらいたい」→早く始末しろ

「頼む」→命令だ

「手荒なことはしないでくれ」→さっさとかたをつけろ

心付けまで渡して→念押し

「余計なことをした」

という道長の純粋な思いが裏目に出てしまうことになりました。

道長が本心で「手荒にするな」と言ったのを、検非違使は(高貴な方特有の婉曲な仰り方)と解釈して気を利かせて「苦しまないように楽に死なせてくれ」と解釈したのでは?という考察もみられます。

光る君へ(大河ドラマ)第九回「遠くの国」あらすじ

東三条殿に入った盗賊の正体は直秀ら散楽一座だった。「手荒な真似はしないように」という道長の命で、検非違使に引き渡される直秀。一方、その数日後に直秀らの隠れ家を訪ねたまひろは、盗賊仲間と勘違いされて獄に連行されてしまう。 

宮中では、花山天皇と義懐の関係が悪化し、代わって道兼が信頼を得始めていた。その頃、兼家を看病する詮子(吉田羊)に思いもよらぬ事態が待ち受けていて・・・。

■前回のあらすじ
寛和2(986)年。花山天皇(本郷奏多)とその叔父・義懐(高橋光臣)らと、ほかの公卿たちの確執が深まるなか、宮中で意識を失って倒れた兼家(段田安則)。陰陽師の安倍晴明(ユースケ・サンタマリア)による祈?も効果はなく、道長(柄本佑)たち兄弟は看病にあたる。一方、兼家の次兄で、まひろの母の仇である道兼(玉置玲央)が、まひろの父・為時(岸谷五朗)を訪ねて屋敷に突然現れる。

道兼との思いがけない遭遇に動揺するまひろだが、道兼にこれ以上自身の心を乱されまいと意を決し、母の形見の琵琶を持って父と道兼の前へと出ていく。その晩、東三条殿には盗賊が入り、逃げようとしたところを武者たちに取り押さえられていた。そこへ道長も駆けつけるが、武者によって覆面を剥がされた盗賊のひとりが松明で照らされると、その正体が散楽一座の直秀(毎熊克哉)であると判明する。

まとめ:光る君へ|直秀・散楽師はなぜ殺された?第九回「遠くの国」

【光る君へ】直秀まさかのラストに視聴者ショック 「早すぎる」「まじか」「つらい」

 俳優の吉高由里子が、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を生み出した主人公・紫式部(まひろ)を演じるNHKの大河ドラマ『光る君へ』(日曜午後8時)。第9回では、東三条殿に入った盗賊の正体が直秀(毎熊克哉)ら散楽一座であることが判明し、道長(柄本佑)の命で検非違使に引き渡される様子が描かれた。ネットでは、その後の直秀の運命に驚きの声であふれた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/48c844774a078406f91223bb47b464bbbeda8269

大河ドラマ「光る君へ」について、直秀ら散楽の人達はなぜ殺されてしまったのかというと、理由はいくつか考えられます。

・検非違使が道長の頼みを読み違えた
→本来笞打ち相当を刑罰としてはより重い流罪を望んだので、自分の家に侵入した盗賊を本当は始末したいのだと思った。
この時代の流罪は「死刑相当」で流罪にされた罪人は法的保護下からの追放でもあったので、身分の高い人の流罪だと流刑地まで警備(自費や知人友人有志からの寄付)がつけられていたり、都を離れたとたんに命を狙う敵対者などがいました。

・流罪になった人間、ましての低身分の末路は知られることがないので、私刑として自分が殺した方がいいと思って殺した。

光る君へ(大河ドラマ)直秀が殺された第九回「遠くの国」の感想・口コミ


ひたすらつらい回で唯一、くすりと笑わせてくれた百舌彦と乙丸に感謝している。

百舌彦と乙丸の、息の合った全力疾走は見事だったし、
百舌彦の三郎モノマネも可笑しかった。

ふたりの場面の差し込まれ方も効果的で、
緊張のなかの安らぎでもあり、張り詰めた空気感がより際立ちもする。
脚本演出の、緩急のつけ方が秀逸だ。
取って付けたようなギャグシーンではなく、
そのシーンがちゃんと物語の展開に絡んでいるのもいい。


前回放送で、直秀は都の外に旅立つつもりだと言っていたことから、捕まってもなんとか逃げ延びて、またしばらくしてから、まひろと道長の間を取り持つ役として舞い戻ってくるのではと予想していたので、まさかこんなに早く、あのような最期を迎えてしまうとは、とにかくショッキングでした。道長とまひろの今後の人生に大きな爪痕を残す存在ですね。毎熊さんが本当に鮮烈で素敵で、惚れました。


正直、製作側も毎熊直秀がこんなに人気になるとは想定していなかったのでは?
視聴者に人気があり、こんなにも悔やむ声が上がるなら退場させるにしても時期をもう少し引っ張ったかもしれませんね。
製作側も今頃、視聴者の反応を見てもったいなかったかと悔やんでいそう。
もしかしたらリクエストに応えて最終回辺りに回想や違うキャラとして毎熊さん出る可能性ありそうな気がします。

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