【犬神家の一族】結末ネタバレ|スケキヨ本物の素顔は?犯人は誰?原作あらすじ

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「犬神家の一族」の結末は結局、どんな最後を迎えるんでしょうか?

誰が犯人でスケキヨの素顔・本物は?

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【犬神家の一族】原作あらすじ

昭和20年代のとある年(具体的な年が分からない点は後述)の2月、那須湖畔の本宅で信州財界の大物・犬神佐兵衛(いぬがみさへえ)が裸一貫の身から興した製糸業で築いた莫大な財産を残し、家族に見守られながら他界した。その遺産の配当や事業相続者を記した遺言状は、一族全員が揃った場で発表されることになっており、長女松子の一人息子佐清(すけきよ)の戦地からの復員を待つところとなっていた。佐兵衛は生涯に渡って正妻を持たず、それぞれ母親の違う娘が3人、皆婿養子をとり、さらにそれぞれに息子が1人ずついたが、お互いが反目し合っていた。

同年10月、金田一耕助は東京から単身で犬神家の本宅のある那須湖畔を訪れた。犬神家の顧問弁護士を務める古館恭三の法律事務所に勤務する若林豊一郎から、「近頃、犬神家に容易ならざる事態が起こりそうなので調査して欲しい」との手紙を受け取ったためであった。那須ホテルを宿泊拠点とした金田一は、湖畔から犬神家の豪邸を望んでいたところ、犬神家に寄寓している野々宮珠世の乗っているボートが沈みかかっているのを目撃し、犬神家の下男の猿蔵とともに珠世を救出する。ボートには穴が開けられており、猿蔵の語るところによると、珠世が何者かに狙われたのはこれで3度目だという。その後、金田一がホテルに戻ったところ、若林が何者かによって毒殺されていた。知らせを聞いて駆けつけた古館の語るところによると、どうやら若林は犬神家の誰かに買収されて、法律事務所の金庫に保管している佐兵衛の遺言状を盗み見てしまったらしい。先行きに不安を感じる古館の依頼で、金田一は犬神家の遺産相続に立ち会うこととなった。

そんな中、ビルマの戦いで顔に大怪我を負いゴムマスクを被った姿で佐清が復員した。佐兵衛の遺言状は古館弁護士によって耕助の立ち会いのもと公開されることになるが、その内容は

「全相続権を示す犬神家の家宝“斧(よき)・琴(こと)・菊(きく)”の三つを、野々宮珠世(佐兵衛の終世の恩人たる野々宮大弐の唯一の血縁、大弐の孫娘)が佐清、佐武、佐智の佐兵衛の3人の孫息子の中から配偶者を選ぶことを条件に、珠世に与えるものとする」

というものであった。さらに、珠世が相続権を失うか死んだ場合、犬神家の財産は5等分され3人の孫息子は各5分の1ずつを相続し、残り5分の2を佐兵衛の愛人・青沼菊乃の息子の青沼静馬が相続することを聞き及んで、3姉妹の憎悪と怒りは頂点に達する。

こうして3姉妹の仲はいよいよ険悪となり、珠世の愛を勝ち得んとしての争いが始まる一方、佐清は偽者の嫌疑をかけられ、手形(指紋)確認を迫られるが、松子がこれを拒否する。

そんな中、佐武が生首を「菊」人形として飾られて惨殺されると、一転して佐清が手形確認に応じ、佐清本人であることが確認される。同じころ、下那須の旅館に顔を隠した復員服の男が宿泊し、べっとりと血の付いた手ぬぐいを残して立ち去っていた。そして、佐武の通夜の後、珠世の寝室から復員服の男が現れ猿蔵ともみ合った後、逃走する。

その後、佐智が珠世を襲おうとして失敗した後、何者かに首を絞められて殺される。そして、その首に「琴」糸が巻き付けられていたことを聞いた松子、梅子、竹子の3姉妹は、家宝の斧・琴・菊と、佐兵衛の愛人・青沼菊乃とその息子の静馬にまつわる秘密を明かす。30年前、佐兵衛が菊乃に入れ込んだ挙句、犬神家の家宝の斧・琴・菊を渡してしまい、さらに菊乃が男児を出産した[注釈 4]ことを知った3姉妹は菊乃を襲撃した。3姉妹は彼女を激しく折檻した挙句、赤ん坊の尻に焼け火箸をあてがい、遂に観念して斧・琴・菊を差し出す菊乃に対し、さらに赤ん坊は佐兵衛の子どもではなく情夫の子どもであると無理やり一札書かせた。しかし、菊乃は「いつかこの仕返しをせずにはおかぬ。いまにその斧、琴、菊がおまえたちの身にむくいるのじゃ。」と言い放ったのだという。

【犬神家の一族】結末ネタバレ|スケキヨ本物の素顔は?犯人は誰?

一族の主が死んで、その遺言をめぐる争いと殺人です。

遺言の内容が条件付きで全財産を妾の子タマヨに譲渡するってなってたから大騒動になる。

池の死体は、遺産を相続する可能性のあった佐武(スケタケ)の胴体部分です。

彼は一連の殺人事件の最初の犠牲者で、少し前に生首がすでに見つかってました。

スケキヨも遺産を相続する可能性のある三兄弟のうちの一人です。
もう一人はスケトモ。

この三兄弟(死んだ主の孫)のいずれかと結婚したときのみ、妾の子タマヨは遺産を相続できるのです。

ただし、スケキヨ君は戦争から帰ってきて顔に怪我を負っていてマスクをしているから、本物のスケキヨ君かどうかがわかrない・・・っていうもうちょっと複雑な展開になっていくのです。

犬神家の一族では珠世の出生の秘密が明らかに〈この事で静馬は姪にあたる珠代との結婚を倫理的にあきらめる〉

母・松子が、我が子すけきよ(佐清)に犬神家の膨大な財産を相続させるため、ほかに相続権のあるすけたけ、すけともを殺害してゆく・・

しかし我が子すけきよだとおもっていた仮面をかぶった復員兵は、指紋照合の結果、じつは父犬神さへいが妾に産ました子、静馬(しずま)だったと判明

さらに仮面の下で静馬とすけ清が時々入れ替わっていた事が、事件の解決を困難にした

本物の佐清は松子の罪をかぶろうとして逮捕

松子に佐清の生存を金田一が報告し松子が自殺といった流れとなっています。

佐清の素顔は元は美青年だったがビルマの戦いで顔に怪我を負って復員してきたため、松子が東京で作らせたゴム製のマスクを被っていました。

ちなみに、珠代が殺される可能性は低いです。
珠代が死ぬと佐清、佐武、佐智の誰もが財産の1/5しかもらえなくなる上、青沼静馬に相続権が発生し、2/5も持って行ってしまいます。静馬に相続権が発生するのは珠代が死ぬか相続権を拒否した時だけなので、珠代を殺すということは受け取れる遺産を大幅に減らして、更に静馬に遺産を分け与えることになります。
さすがにこれを選択することは考えにくいでしょう。

静馬が殺される可能性も低いです。
そもそも珠代が死ぬか相続を拒否しないと遺産の相続がありませんので、わざわざ殺す意味がありません。また、静馬に相続権が発生した場合でも、静馬を殺してもその分の財産は犬神奉公会に行くだけで、遺産が増える人はいません。ですから誰にとっても静馬を殺すメリットがありません。

唯一可能性があるのが、静馬が珠代を殺す可能性です。珠代が相続を拒否する可能性は極めて低いでしょうから、静馬に相続権が発生するは珠代が死んだときだけです。そのため、静馬には珠代を殺す動機があります。
ただし、他の犬神家の一族に取っては珠代が殺されることはデメリットでしかないので、全力で珠代を守るでしょう。

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