神々の山嶺のモデルは?羽生丈二は森田勝?

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夢枕獏による小説「神々の山嶺」は実写でもアニメでも映画化された作品。

山にとりつかれ山で死んだ孤高の登山家・羽生丈二という登山家が主人公ですが、神々の山嶺のモデルは?

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神々の山嶺のモデルは?羽生丈二は森田勝?

「神々の山嶺」で羽生丈二のモデルは「森田勝」。長谷のモデルは「長谷川恒男」と言われています。

「羽生」という名前の由来は羽生善治名人(将棋)だそうです。

ちなみに、謎として扱われたマロリーのカメラは、マロリー捜索隊によって、遺体や装備などは発見されましたが、登頂の証拠が写っているかも知れないカメラ自体は発見できなかったようです。

森田勝さんは山に対する並々ならぬ執念を持ち自分にも他者にも一切の妥協を許さない登山家。

東京緑山岳会に入会すると谷川岳でのクライミングに没頭。

当時、困難というより雪崩が集中する極めて危険なコースとされた谷川岳滝沢第三スラブ(三スラ)の積雪期初登攀に成功した時、「終わってみればオレ一人で登ったようなものだ。オレが三スラを登ったのだ」 とパートナーの前で口にしてしまうほど。

エベレストに次ぐ世界第二の高峰 K2遠征隊では、一次ではなく第二次アタック隊に選出されたことが大いに不満で、リーダーの懇願を無視し山を降りてしまっています。

森田勝さんのスタイルは独りよがりな個人プレーとして見られがちですが実際には性格的に淋しがり屋だから単独行はできなかったと言われています。

組織になじめず、かといって単独行者にもなれなかったのが森田勝という人物。

1978年に長谷川恒男がアイガー北壁冬季単独登頂を世界で初めて成功させ、長谷川は世界初のアルプス三大北壁の冬季単独登頂を達成するためにグランド・ジョラスを残すのみとなったことを知ると、グランド・ジョラス北壁(ウォーカー側稜)、冬季単独登頂に狙いを付けます。

長谷川恒男さんとも行動を共にしていたようですが、森田勝さんはフックが外れ、50メートル落下するというアクシデントに見舞われます。

宙づりになり左足骨折・胸部打撲・左腕も動かない状態で一晩を超えると翌日、右手・右足と歯で6時間以上かけて25メートルの決死の登攀を行うなどして、フランス陸軍の山岳警備隊に救助されます。

その間、ライバルの長谷川恒男がグランド・ジョラス北壁に先を越されることになります。

翌1980年の冬、森田はまだ左足にボルトが入ったままグランド・ジョラスを訪れると、登攀しても第2登になってしまうにも関わらず森田の運営していた登山学校の村上文祐と再挑戦した結果、命を落としています。

行方不明となった後、日本人アルピニストにより遺体が発見されています。およそ800メートル転落、即死したとみられています。

遺体発見者は、村上が先に滑落していると思しき場面を目撃しており、森田は二人を繋ぐザイルを切ることなく村上を助けようと苦闘した結果ともに転落したのではないかと推察している

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