規定打席数の計算式・計算方法は?MLBやパリーグ決め方は?

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プロ野球の「規定打席数」の計算式は?

MLBの規定打席の決め方はどうなっているんでしょうか?日本のプロ野球とは違う?

■規定打席
プロ野球において、リーグが発表する打撃ランキングの対象となるために必要な打席の数のこと

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規定打席数の計算式・計算方法は?MLBやパリーグ決め方は?

日本プロ野球は戦後一時期まで打数のみが規定条件でしたが、好打者が過度の四球により規定に到達できないという事態を回避するため、1957年シーズン前にアメリカメジャーリーグで打席数を採用することが決定されました。

日本プロ野球もそれに倣い、1959年以降は野球規則10・23により”チーム試合数に3.1をかけた値を到達すべき規定打席”としています。

○シーズン中の所属チームの試合総数の3.1倍(小数点以下四捨五入。ただし、2008年までは小数点以下切捨て)以上

○規定打席数に達しているかどうかが、打者として1シーズンを通じて起用されたか否かの基準とされる場合もある。

NPBのファーム組織(イースタン・リーグ、ウエスタン・リーグ)の規定打席は、上記「3.1」を「2.7」と読み替える。

ではなぜ「3.1」という数字になったのかという理由ですが由来は諸説あり不明ということになっています。

一説には1944年まで、首位打者の条件は”100ゲーム試合出場”でした。当時は試合に1ゲームに出場する選手数が現在より少なかったので、これでよかったようです。

しかしそのうち、メジャーでもプラトーン・システム(相手投手によって先発打者を買える)や代打の多用が普及するようになって、これでは不合理だという声が上がりました。

そこで1945年からは”チーム試合数に2.6をかけた値を到達すべき規定打席”と規則を変えました。

(打数ではないことに注意してください)。
この2.6という数字の根拠は

— 首位打者になるならとりあえず400打席ぐらいは必要だろう、でシーズン
— 試合数は(当時は)154試合、だから 154×2.6=400.4で計算が合う。

というものでした。

しかし1954年に殿堂入りした大打者;テッドウイリアムスが.345という最多打率をマークしながら四球が136もあったおかげで(打数は386)、それより低い打率.341の別選手に首位打者を奪われるという事態が起きました。

これを改善すべく1957年にルール改正が行われましたが、当時首位打者を狙えるようなバッターがシーズンに平均いくつぐらい四球をもらっているか調査したところ、だいたい一試合0.5個ぐらいという調査結果が出たため、それなら、既定の2.6+0.5=3.1 にしよう、ということになったのが顛末のようです。

もしくは、野球ではコールドなどで試合が途中で終わらない限り、必ず3打席回ってくることになります。(プロ野球のように9イニング制の場合)
規定打席数は打撃タイトルの有資格者を決めるために規定されたもので、その基準として毎試合出続けるような選手、つまりは1試合に3打席回ってくる選手を有資格者として定めたのだと思います。(タイトルホルダーとして認めるには、ある程度打席に立った上での結果でなければ無理ですよね)

しかし、実際は上位打線ほど4打席以上回ることも多く、3打席ばかりということは少ないので3より大きくすることにし、下位打線は3打席で終わることも少なくないので、4より小さく、3にできるだけ近い数字にしようということで3.1を最低ラインと定めたのでしょう。

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