古文の助詞の覚え方・語呂合わせは?助動詞との見分け方は?

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古文の助詞の簡単な覚え方は?

古文の助詞は何を覚えとけばいいんでしょうか?意味を全部覚えないとダメ?

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古文の助詞の覚え方・語呂合わせは?

古文の助詞の簡単な覚え方について、格助詞には語呂合わせがあります。

格助詞→より、と、の、を、に、が、にて、から、へ、して
(よりとの鬼が煮てから屁して)

残りの助詞については全て読んで暗記するしかなさそうです。

【接続助詞】
未然形…で ば
連用形…して て つつ ながら
終止形…とも と
連体形…を に が ものの ものから ものを
已然形…ば ど ども

【係助詞】
連体形…ぞ なむ や か
已然形…こそ
終止形…は も

【副助詞】
だに すら さへ し のみ ばかり など まで

【終助詞】
未然形…なむ ばや
詠嘆の終助詞…かな かも な
現実不可能・困難な願望の終助詞…もが もがも もがな がな
念を押す終助詞…かし
禁止の終助詞…そ な

格助詞

体言に付いて、その体言の格を示す助詞です。格とは、体言が文の中でどのような役割を果たしているかを表すものです。格助詞には、が、の、を、に、へ、と、より、にて、から、て、などの種類があります。

接続助詞

用言や助動詞に付いて、文と文を結びつけたり、文の意味を補足したりする助詞です。接続助詞には、ば、から、て、が、で、たり、などの種類があります。

副助詞

体言、用言、助動詞、助詞など、いろいろな語に付いて、その語に副助詞の意味を加える助詞です。副助詞には、か、は、も、こそ、ほど、しか、ばかり、なり、などの種類があります。

終助詞

文の最後に付いて、文の意味を補足したり、疑問や禁止などを表したりする助詞です。終助詞には、なり、か、い、よ、などがあります。

係助詞

文の冒頭に付いて、文の続きを期待させる助詞です。係助詞には、は、か、の、などの種類があります。

古文の助詞・助動詞の見分け方

古文の助詞と助動詞の見分け方は、

活用
意味
位置

という3つのポイントを押さえるとわかりやすいです。

活用

助詞は活用しませんが、助動詞は活用します。例えば、助詞の「て」は常に「て」と表記されますが、助動詞の「て」は「ます」「たり」「き」「たり」など、活用形によって表記が変わります。

意味

助詞は文の構造を示す役割がありますが、助動詞は文の意味を補足する役割があります。例えば、助詞の「て」は文と文をつなぐ役割がありますが、助動詞の「て」は動作や状態を表す役割があります。

位置

助詞は文のどこにでも置くことができますが、助動詞は文の最後に置く必要があります。例えば、助詞の「て」は文の冒頭、中間、末尾のどこにでも置くことができますが、助動詞の「て」は文の最後にしか置けません。

まとめ:古文の助詞の覚え方・語呂合わせは?

古文の助詞は主に以下の4つに分類されます。

  • 格助詞(かくじょし):主に体言(名詞)につく助詞です。身の回りのものや動作の対象を表します。例えば、「と」「の」「まで」「が」「へ」「や」「から」「を」「に」「より」「で」が格助詞です。
  • 接続助詞(せつぞくじょし):用言(動詞や形容詞)につく助詞で、文章をつなげる役割を持ちます。例えば、「し」「ば」「から」「て」「が」「で」「たり」などが接続助詞です。
  • 副助詞(ふくじょし):いろいろな語につく助詞で、副詞のように下の語にかかり、限定、程度、強調を表します。代表的な副助詞としては「か」「は」「も」「こそ」「ほど」「しか」「ばかり」「なり」などがあります。
  • 終助詞(しゅうじょし):種々の語につく助詞で、疑問・禁止・感動などの意味を表します。

また、助動詞(じょどうし)も古文で重要な役割を果たします。助動詞は付属語(動詞や形容詞につく語)で、受け身・自発・可能・尊敬などの意味を表します。助動詞には18種類あります。

例えば、「れる」「られる」は受け身・自発・可能・尊敬の意味を表し、
「せる」「させる」は使役の意味を表します。
「たい」「たがる」は希望の意味を表し、「だ」「です」は断定の意味を持ちます。

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