ローンサバイバーで遺体回収は?レッドウィング作戦

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映画「ローンサバイバー(lone survivor)」で描かれているレッドウィング作戦で実際に遺体回収はどうしたんでしょうか?

亡くなったアメリカ海兵隊員シールズの遺体はその後回収された?

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ローンサバイバーで遺体回収は?レッドウィング作戦

レッド・ウィング作戦に派遣されたシールズのチーム10のメンバーで、偵察チームとしてアフガンの山岳に降下したメンバーは映画同様に

マーフィ大尉
アクセルソン二等兵曹
ラトレル二等兵曹
ディーツ二等兵曹

の4名でした。

アフガンの山奥、しかもタリバン兵の縄張りですから、米軍があの地域を制圧しない限り、回収しようにも、できなかったと思います。

元々第1段階では、4名からなるシールズの偵察チームがアフマド・シャー(タリバン幹部)が潜んでいると思われる区域へ潜入、偵察を行いシャーとその部下の居場所の特定をし、第2段階のシールズ及び海兵隊の支援部隊からなる攻撃チームを誘導するか、可能であればそのまま標的を暗殺する予定でした。(予定では第5段階まで存在していた)

しかし唯一生存し、映画ローンサバイバーの原作「アフガン、たった一人の生還」を執筆したマーカス・ラトレル一等兵曹が原因で最悪の出来事となりました。

更に戦死した隊員達やその遺族がマーカスついてどう思うか分かりませんが、原作・映画ではかなり話を盛っており実話とは全く異なります。

実話では偵察チームが拠点を確保してから偵察を開始する際、付近にいた3名の山羊飼いに遭遇し彼らを拘束、一部隊員が解放に反対したのにも関わらずマーカスは解放、そして羊飼いがタリバンへ報告して1時間もしない内にタリバン兵数十名に襲撃されマーカス以外3名が戦死、マーカスは一切応戦せず、負傷するが逃げ続け、その後山岳地帯で電波が悪い中なんとか繋がった衛星電話により駆けつけた増援部隊QRF(即応部隊)のシールズ隊員8名が乗る輸送ヘリ(CH-47)が山岳地帯に潜むタリバン兵のRPGによる攻撃で墜落し、シールズ隊員8名、第160特殊作戦航空連隊(ナイトストーカーズ)のパイロット及び乗組員ら8名の計16名全員が死亡。

結局作戦は中止、レッドウィング作戦では最終的にマーカスを除く合計19名全員が死亡という大惨事となりました。

(映画ではマーカスら4名の偵察チームは50名以上のタリバン兵を殺害しますが、後々米軍による現地での遺体の捜索・回収、確認では、タリバン側に一切死亡者が出ていない事が明らかとなります)

マーカスを擁護するとすれば、作戦初期に偵察チームがヘリからラペリング降下する時点で既にタリバン側に気付かれていた事や、増援部隊が待機していた基地では護衛の為の戦闘ヘリ(AH-64アパッチ)が別の任務の為、既に全機出動しておりCH-47単体で駆けつけた事も運が悪かったのでしょう。

映画『ローンサバイバー』で、ラストに実際にレッドウイング作戦にあたった4人のネイビーシールズの写真がでてきますが、5人で写っている写真もでてきます。

同じくチーム10の隊員であるアジア系のジェームズ・スー兵曹(映画の写真の人物)は、偵察チームの4名を救助に向かったヘリに乗っており降下直前に撃墜されて死亡したメンバーの1人だそうです。

映画『ブラックホークダウン』の元ネタであるモガディシュの戦いでも作戦がぐだりましたが、レッド・ウィング作戦およびレッド・ウィングⅡ作戦はそれ以上にひどく、そのうえ作戦目的を達成できませんでした。

レッドウイング作戦でネイビーシールズの隊員が11人死亡が最多

レッドウイング作戦2で救助にきた空挺部隊も撃ち落とされ8人死亡1機墜落な上作戦も失敗

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