Macでファイルをコピーしようとすると発生するエラーコード３６とは？
「“(フォルダ名)”内の一部のデータを読み込めないか書き込めないため、操作を完了できません。（エラーコード-36）」
となる場合、どうすれば良いんでしょうか？
Macのエラーコード36原因・対処法は？データのコピーでエラー
Macでファイルを外付けHDDなどに移行・コピーしようとするとエラーコード36のファイルが見つかってデータコピーできないことがあります。
dot_cleanを試してもできず、fire storageにアップロードもできないことがありますが、MacユーザーがWindowsフォーマットの互換性のあるボリュームフォルダをコピー・移動する際にエラーコード36に直面するようです。
Windowsで一般的なファイルシステムであったFAT16 またはFAT32という形式でフォーマットされたファイルをフォルダごとコピーしようとする際に起こります。
原因はMac OS XのHFS+ファイルシステムが作成している「ドット アンダースコア」という隠しファイルで、これらは環境によっては不可視属性で見えない状態になっていて、存在に気づかないことがあります。
このドットで始まるファイルはMacのファイル管理用データ（リソースフォーク）で、データとかをコピーするとそれら全てにドットとアンダーバー付き同名ファイルが出来上がり、おまけに拡張子は元ファイルと変わらないのでjpgだったらjpgのふりをするけれども表示は出来ないという、何とも紛らわしいものです。
基本的にその特徴に合致するものはコピーする必要のないエコーのような物なので、コピーすべき実データとそれらを分別しましょう。
これらコピーできないファイルごとコピーしようとするからコピーが失敗するというのもあります。
要はコピーを阻害している隠しファイルを削除できればコピーはできます。
この問題が発生した場合、まず隠しファイルも見える状態にした上で、とにかく「ドット-アンダースコア」の隠しファイルを削除すればOKです。
削除方法は手動削除なり、ソフトによる削除なりあるようですが、
shift + command + . で隠しファイルを可視化
そのうえで、ターミナルで:~の後ろにdot_cleanと入力してEnterキーを押してください。
ターミナルは、アプリケーションの中のその他（ユーティリティ）を開きます。
その他（もしくはユーティリティ）を開き、その中のターミナル をクリックして開きます。
「エラーコード-36」が出ているフォルダをドラッグアンドドロップしてください。
そしてEnterキーを押してください。
これで”._（ドットアンダーバー）”がついた隠しファイルは消去されてファイルの転送でもコピーでも削除でも何でも出来るようになっています。
それでも解決しない場合
一般的な対処法としては、
・外付けHDDのフォーマット自体に問題がある。
・外付けHDD自体にセクタ不良・物理破損がある。
・外付けHDDへの電力供給不足。
・外付けHDDとの接触不良。
などが考えられます。
まとめ：Macのエラーコード36原因・対処法は？データのコピーでエラー
ファイルをコピーしようとすると発生するエラーコード３６とはMac からwindows又はその逆に転送する時に起こるMacが勝手に._（ドットアンダーバー)を付けるためにそれを消去してというエラーコードです。
この問題はMac OS X の HFS + ファイルシステムが作成している「ドット アンダースコア」 ファイルに起因しています。
windowsの FAT16 または FAT32 でフォーマットされたファイルをフォルダごとコピーする際に起こります。
ファイル名が._から始まり、オリジナルファイルネームで終わる隠しファイルは、macではメインファイルのデータへたどり着くための追加の情報を含みます。
この問題が発生した場合は、フラッシュ ドライブまたはメモリ カードから「ドット-アンダー スコア」隠しファイルを削除し、 dot_clean ユーティリティを実行しましょう。
