ミッドナイト・ファミリーwikiネタバレ|メキシコの違法民間救急車

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ミッドナイト・ファミリーとはメキシコに実在する違法民間救急車をテーマにしたドキュメンタリー映画で、登場する人物や団体名も実在します。

テレビ番組「世界まる見え!テレビ特捜部」でも「世界まる見え!ギリギリSP!空港警察vsマヌケ旅行客▽猛獣珍獣ペット家族に密着」という放送で紹介されました。

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メキシコの違法民間救急車とは?

メキシコ・シティには殺人、強盗、麻薬、誘拐など犯罪率がとても高く、スラム街も存在します。

人口900万人に対して行政が運営する救急車の数は45台未満しかありません。

同じ900万人程度の日本の都市と比べると、

大阪府(882万人) 230台
神奈川県(920万人) 304台

と、その数の少なさは際立っています。

そんなメキシコ・シティでは、専門訓練もほとんどなく認可も得ていない営利目的の救急隊という闇ビジネスが横行していて、
1985年のメキシコ地震後に北米・中米から救急車の一部がメキシコに流入したことに原因があると言われています。

違法ナンバープレートをつけて走る民間救急車が患者のいる現場に一番乗りできれば、患者に病院への搬送料を請求することができます

料金はおよそ3,800ペソ(185米ドル)程度が相場のようで、映画監督をしているルーク・ローレンツェンという若い監督がハーバード大学の同級生からこの話を聞き、ドキュメンタリー映画として撮影する構想を考えまsう。

そんなある日、ちょうどルーク・ローレンツェン監督が取材のために借りていたアパートの前に違法民間救急車で駐車してありました。

彼らの救急車に一緒に乗ることを頼んだその最初の晩に、ユーモアから悲劇までの感情が詰め込まれいたことから、
監督は彼らに焦点をあてたドキュメンタリー映画を製作すること決め、違法民間救急車で生計を立てるオチョア一家の様子を4年かけて撮影しています。

公営の救急車がまったく来ずに重症の患者が何時間も事故現場で待たされているとき、オチョア家族がいちはやく現場に駆け付けて深刻な医療ニーズ不足の穴埋めをしています。

ミッドナイト・ファミリーのあらすじネタバレ結末

ミッドナイト・ファミリー – 2021年1月16日よりユーロスペースほか全国劇場で公開

メキシコの民間救急救命事業に迫るドキュメンタリー映画『ミッドナイト・ファミリー』はこれまでの20年間、この道で生活を支えてきた陽気で気さくなオチョア家族が主人公。

オチョア一家は、一家の長フェルナンド・オチョア、17歳の長男ファン、叔父のマヌエル・エルナンデスの3人で民間救急車ビジネスをやっていて3人は救急救命士の資格を持っています。

アメリカ・オクラホマから中古の救急車を購入し無許可で救急救命ビジネスを始めると、1件につき300ペソ(17米ドル)の賄賂を支払って警察に支払っていち早く事故の情報を得ていました。

メキシコの民間救急車の中には、支払う能力がなければ危篤の患者でも搬送を拒否することもあるようですが、オチョア家族は時には無報酬でも患者を搬送しています。

患者が支払いに応じた場合にのみ料金を請求しますが、搬送料金を踏み倒されるのが日常茶飯事。

そのため収入は決して安定しているわけではなく、シャワーを浴びようと思ってもお湯がでないから、水。子供は学費滞納で退学処分となり学校に通えていません。

救急車の中に子供の遊び道具が散乱しているのも、子供の行き場がないからで、深夜でもポテトチップス片手に現場についてきています。

行政では個人経営の救急隊を管理する法の強化に力を入れるわけでもなく、警察はむしろ私営業者をターゲットに賄賂を要求し私腹を肥やすような状態。

高まる圧力と違法で腐敗した民間救急ビジネスの渦中で、オチョア家族もまた他の事業者のようにさらに強引で私利的な仕事のやり方に走らざるを得なくなってゆく。

警察はさらに高額な賄賂を要求するようになり、思いやりをもって仕事をする事はますます困難な状況に追い込まれていきます。

オチョア一家は患者の救助と自分たちの生活との間で板挟みとなり、倫理的ジレンマに苛まれる様子がカメラに映し出されるのでした。

医療事情、行政機能の停滞、自己責任の複雑さといった差し迫った課題を描いたドキュメンタリー映画『ミッドナイト・ファミリー』は次のような賞も受賞しています。

サンダンス映画祭2019米国ドキュメンタリー・コンペティション部門撮影賞受賞
米アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門ショートリスト出演

■『ミッドナイト・ファミリー』概要
作品タイトル:『ミッドナイト・ファミリー』
出演:ホアン・オチョア、フェル・オチョア、ホセ・オチョア、マヌエル・エルナンデス
監督:ルーク・ローレンツェン
企画制作:ケレン・クイン、ルーク・ローレンツェン
プロデューサー:ダニエラ・アラトーレ、エレナ・フォルテス
撮影/編集:ルーク・ローレンツェン
2019年/アメリカ、メキシコ/81分/英題:Midnight Family
配給:MadeGood Films

公式サイト:https://www.madegood.com/ja/midnight-family/

ミッドナイト・ファミリー感想

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