白鯨のあらすじ・結末ネタバレ|モビー・ディックvsエイハブ船長

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小説「白鯨」のあらすじは?

ハーマン・メルヴィル作『白鯨』で危険で神秘的なマッコウクジラの白鯨「モビー・ディック」に対するエイハブ船長の壮絶な復讐はどんな結末を迎えるんでしょうか?

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白鯨のあらすじネタバレ

アメリカの捕鯨船団が世界の海洋に進出し、さかんに捕鯨を行っていた19世紀後半、当時の大捕鯨基地・アメリカ東部のナンタケットにやってきた語り手のイシュメイルは、港の木賃宿で同宿した、南太平洋出身の巨漢の銛打ち・クイークェグと出会い、ともに捕鯨船ピークォド号に乗り込んだ。

出航のあと甲板に現れた船長のエイハブは、かつてモビィ・ディックと渾名される白いマッコウクジラに片足を食いちぎられ、鯨骨製の義足を装着していた。片足を奪った「白鯨」に対するエイハブ船長の復讐心は、モビィ・ディックを悪魔の化身とみなし、報復に執念を燃やす狂気と化していた[4]。エイハブの狂った復讐心は、エイハブを諌める冷静な一等航海士スターバック、常にパイプを離さない陽気な二等航海士のスタッブ、高級船員の末席でまじめな三等航海士フラスク、銛打ちの黒人ダグーやクイークェグ、インディアンのタシテゴなど、多様な人種構成の乗組員にも伝染し、乗組員一同は、白鯨に報復を誓う。

数年にわたる捜索の末、ピークォド号は日本沖でモビィ・ディックを発見・追跡する。白鯨と死闘の末にエイハブは海底に引きずり込まれ、損傷したピークォド号も沈没する。イシュメイルのみが生き残り、棺桶を改造した救命ブイにすがって漂流の末、他の捕鯨船に救い上げられる。

白鯨の結末ネタバレ

時は19世紀。
アメリカ東部の捕鯨基地にやってきた主人公のイシュメルは、宿屋で知り合った銛打ちのクィークェグと共に捕鯨船ピークォバ号に乗り込むことになる。
ピークォバの船長エイハブは、かつて白鯨モービー・ディックに片足を食いちぎられ、白い怨的に対する復讐の狂気にかられていた。
ピークォバ号に乗り組んだのは人種も多様な愉快な面々だったが、次第に彼らも船長に感化され、モービー・ディックに報復を誓うようになる。

そして数年後。
彼らは日本近海でとうとうモービー・ディックを発見する。
すぐさま討伐に向かうピークォバ号。
しかし、死闘につぐ死闘の上、エイハブは海に引きずりこまれ、ピークォバも沈没。
乗組員は海の藻屑となる。
しかし、主人公だけは、別の捕鯨船に救助される。

映画『白鯨の闘い』はメルヴィルの小説『白鯨』の元ネタの一つにもなった実際の遭難事件を扱ったノンフィクション、ナサニエル・フィルブリック『復讐する海―捕鯨船エセックス号の悲劇』が原作です。

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