ペットボトルはアルコール(酒)で溶ける?危険?消毒液・エタノールは?

スポンサーリンク
当サイトはアフィリエイト広告を使用しています。
デフォルト 0未分類

ペットボトル(PETと記載のある容器)にアルコール・酒や消毒液・消毒用エタノールを入れると溶けるんでしょうか?

ペットボトル(PET)が消毒用エタノールで溶けるなら、どのくらいの時間で溶けるんでしょうか?

スポンサーリンク

ペットボトルは消毒液・エタノールで溶ける?危険?

PET樹脂は耐薬品性があまりないです。
酸・アルカリで加水分解を起こし、20%以上の濃度のアルコールでエステル交換反応が起こってしまいます。

薬局で売ってるような消毒用エタノールは80%くらいの濃度なので、PETボトルに入れたら穴開いちゃいます。

薬品は不用意に自分で用意した容器に入れないように注意が必要です。

低分子量PETだと、アルコール入れたら数分で溶けて底が抜けます。

プラスチック容器の材質としては、PS(ポリスチレン)やAS(アクリロニトリル・スチレン)はアルコール耐性が弱く、アルコール容器には使えない材質ですね。

PET(ペット)もコーティングしていない場合はアルコール耐性に弱いといわれています

ペットボトルはアルコール(酒)で溶ける?危険?

商品として売られているペットボトル入りのお酒は、それなりのコーティング(DLCコーティングなど)や素材への添加物で強度を増しているものです。

アルコール飲料のペットボトルは内側がアルコール耐性が皮膜でコーティングされています。

一般のペットボトルは耐有機溶剤性が低く、アルコール濃度も20%ぐらいまでが限界です。

ウイスキーのように高いアルコール度数のものをいれると、容器の強度が弱くなり、運んでる途中で破裂する恐れがあります。

容器の成分が溶解する危険もあります。アルコール貯蔵可の表示があるものでないと危険です。

■参考:主なプラスチックの特性と用途【日本プラスチック工業連盟】
http://www.jpif.gr.jp/2hello/conts/youto_c.htm

タイトルとURLをコピーしました