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狭衣物語の現代語訳・意味は?「かかればつれなきなめり」

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『狭衣物語』の一文にある「かかればつれなきなめり」を現代語訳した場合の意味は?

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狭衣物語の現代語訳・意味は?「かかればつれなきなめり」

狭衣物語の「かかればつれなきなめり」を現代語訳にすると意味は

「(堀河の大臣もあなたが)こんなふうだから(源氏の宮の入内に)気が乗らないのだろうね」

自分の恋心が、はためにもはっきりわかるほどになってしまった辛さといった感じになります。

■『狭衣物語』の一節
「大臣見ば、ましてめづらかにいまいましく思はむ、と我が御心地にも劣らせたまはず、御袖も、しほたるばかりになりたまひぬ。」を現代語訳すると意味は次のようになります。

狭衣が世にも稀な美貌に加えて、その笛の音があまりにも優れているので、帝は不安に駆られ、また、「この狭衣を溺愛している父の大臣が見たなら、私(帝)以上に奇異なこととし、忌むべきことと思うだろう」と、ご自分のお気持ちにも劣らず、大臣の気持ちを思いやりなさって、お袖も、濡れそぼつほどに感動の涙をお流しになる

■『狭衣物語』の一節
「もとよりだに、とり分きたりし御覚えなれば、ただこの御方にのみおはしますを、御方々にはやすからぬことに思すべし。今まで后の居たまはざりつるに、「女一の宮の御めづらしさに、今は誰か思し競ろはむ」とて、つひに院の女御居たまひぬ。」を現代語訳すると意味は次のようになります。

当初からでさえ、(帝から院の女御へは)格別に扱っていた御寵愛なので、ひたすらもうおこの院の女御のお部屋にばかり帝がいらっしゃるのを、(他の)お妃様方は、心中穏やかでないことだとお思いになるだろう。

今まで皇后の位の夫人としては誰もいらっしゃらなかったのだが、「(院の女御との間にお生まれになった)女一の宮への御めずらしさのあまりに、(もはや皇后の位は院の女御に確定するに違いないから)今となっては誰が(帝の御寵愛を院の女御と)競い合おうとお思いになるだろうか、いや、今更もう誰も院の女御と寵愛を競い合おうとはお思いにならないだろう」

ということで、とうとう院の女御が(皇后の位に)つきなさった。

■『狭衣物語』巻一 ①
中将の君は、ありし室の八島の後、宮のこよなく伏目になりたまへるもいとつらう心憂きに、「いかにせまし」とのみ嘆きまさるを、我が心にも褒めわびたまひて、「おのづからもや紛るる」と忍び歩きどもに心入れたまへど、ほのかなりし御手あたりに似るもののなきにや、 姨捨山にのみぞおぼさるる。
春宮に参りたまへれば、「入りぬる磯なるが心憂きこと」と恨みさせたまへば、「乱り心地の例ならずのみ侍りて、暑きほどはいとど宮仕おこたりはべるなり」と啓したまへば、「何心地にか常に悪しかるべきぞ。思ひたまふことぞあらむ。我には隔てずのたまへ」と、近うむつれかからせたまへば、「心地の悪しかるばかりは、何事をか思ひはべらむ。これご覧ぜよ。かく痩せはべる、死ぬべきなめり」とて、さし出でたまへる腕などの白くうつくしげなるさま、女もえかかからじかしと見えたまふ。「源氏の宮はかくやおはすらむ」と、あちきなくよそへられたまりて、せちに、引き寄せたまふを、「あなむつかし。暑くはべるに」と、ひこじろひたまへる御遊び、いとおかし。
「かく痩せそこなはるばかり思ふらむことこそ心得たれ。仲澄の侍従がまねしたまへるなめりな。人もさぞ語りし。大臣もかかればつれなきなめりと、今こそ思ひあはせらるれ」とまめやかにのたまはするを、「人の問ふまでなりにけるよ」と、いとど苦しけれど、つれなきさまにて、「さらぬすにぶきしさをだに好みはべらぬに、などありがたき恋の山にしもまどひはべらむ」と、なほ言すくななる気色やしるからむ、「あなうたて。あるやうあるべし」とのたまはするも、「御心ならひなめり」とて笑ひたまふ。
我が心しどろもどろになりにけり袖よりほかに涙もるまで とぞ思ひつづけらるる。

○現代語訳
中将の君(狭衣)は、この前の「室の八島」の(源氏の宮に恋を告白した)後、源氏の宮がひどく伏目に(目を合わせないように)おなりになったのもたいそうつらく悲しいので、「どうしよう」とばかり嘆きが募っていくのを、我が心ながら慰めがたくお思いになって、「自然と気もまぎれるだろうか」と(他の女性の元に)忍び歩きなども熱心になさるが、かすかだった(源氏の宮の)お手ざわりに近いような女性もいなかったのだろうか、(狭衣は) 「姨捨山」(慰めがたい)とばかりお思いになる。

(狭衣が)春宮のもとに参上なさると、
(東宮は)「(あなたが)『入りぬる磯』(めったに来ない)なのが残念なことです」とお恨みになるので、
(狭衣は)「気分がすぐれず体調の悪いことが続きまして、暑い頃はいよいよ宮仕えをおこたってございます」と申し上げなさると、
(東宮は)「どういうわけでいつも体調が悪いという事がありましょうか(うそでしょう)。私には隠さず(本当のことを)おっしゃい」と、近くによってふざけかかって来られるので、
(狭衣は)「体調が悪くなるほど、何を思い悩みましょうか(本当ですってば)。これをご覧になってください。こんなに痩せてしまいました、きっと死ぬのでしょう」と言って、(狭衣が)さし出しなさった腕が白く可憐な様子は、女でさえこれほど(可憐)ではあるまいとお見えになる。
(東宮は)「源氏の宮はこんなふうでいらっしゃるのでしょうね」と、あいにくな連想もなさって、ぐいと、お引き寄せになるのを、
(狭衣は)「ああ うっとうしい。暑いのですのに」と、抵抗なさるその睦み合いは、たいそうおもしろい。

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