「それは流石に嘘だよ」の元ネタは？
『SNS流行語大賞2023』ノミネートワードとなりましたがフリーレン構文「それは流石に嘘だよ」の使い方は？
「それは流石に嘘だよ」元ネタは？フリーレン構文
フリーレン構文の「それは流石に嘘だよ」という言葉の元ネタは、人間の時間感覚が異なる長命のエルフであるフリーレンと人間のフェルンのやり取りから生まれた、エンターテイメント作品や昔のコンテンツに関するネットミームです。
フリーレンというキャラクターは『葬送のフリーレン』という作品に登場する長命のエルフで、1000年以上生きているため人間の時間感覚とは異なります。このキャラクターは最近のコンテンツを昔のものと認識してしまうことがあり、そのようなやり取りが、実際には古いコンテンツがまだ最近のように感じられる状況を揶揄（やゆ）するミームとして広まりました。
具体的なやり取りでは、フリーレンが自身が楽しんでいたコンテンツを最近のものだと思い込むことに驚くフェルンとのやり取りが描かれています。これは、フリーレンの長い生涯と時間感覚の違いから来るもので、自分の楽しんでいたものが思ったよりも古いものであったことにオタクの哀愁を感じさせます。
「それは流石に嘘だよ」の使い方は？フリーレン構文
フリーレン構文の「それは流石に嘘だよ」は何か信じられない出来事や、ありえない話を聞いたときに、驚きや呆れを表現するときに使われます。
例えば、以下のような使い方が挙げられます。
- 「その途中で、名探偵コナンの黒幕の正体を知ったんだよ」に対して「それは流石に嘘だよ」
- 「ドラえもんは、22世紀の未来からやってきたロボットだよ」に対して「それは流石に嘘だよ」
- 「私は、2023年にタイムスリップしてきたんだよ」に対して「それは流石に嘘だよ」
- 「「それは流石に嘘だよ」が『SNS流行語大賞2023』ノミネートされたんだって」に対して「それは流石に嘘だよ」
また、フリーレン構文の「それは流石に嘘だよ」は、単純に驚きや呆れを表現するだけでなく、皮肉や揶揄を込めて以下のような使い方が挙げられます。
流行に疎い人が、今流行っているものを知らないときに「それは流石に嘘だよ」
嘘をついていることがバレそうなときに「それは流石に嘘だよ」
まとめ：フリーレン構文「それは流石に嘘だよ」元ネタ・使い方
「それは流石に嘘だよ」の元ネタは、2023年に放送されたテレビアニメ『葬送のフリーレン』です。このアニメの第1話で、主人公のフリーレンが、旅の仲間であるフェルンに対して「それは流石に嘘だよ」と発言するシーンがあります。
フリーレンは、1000年以上生きる長寿のエルフです。そのため、人間のフェルンとは時間感覚がずれており、10年前の出来事を「去年だよ」と認識してしまいます。このシーンでは、フリーレンがフェルンの話を信じられない様子で「それは流石に嘘だよ」と発言しています。
このシーンがTwitter上で拡散され、ネットミームとして広まりました。このフレーズは、何か信じられない出来事や、ありえない話を聞いたときに、驚きや呆れを表現するときに使われます。
