スープの冷めない距離は意味は?どのくらい?語源は英語?

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スープの冷めない距離とはどんな意味なんでしょうか?実家との距離?

スープの冷めない距離の語源は英語なんでしょうか?

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スープの冷めない距離は意味は?どのくらい?語源は英語?

・スープの冷めない距離

1.独立した子供と両親の関係を表わすとき、親と世帯を別に構えても面倒を見られる距離のこと。 出典:「The Social medicine of old age(1948)」J.シェルドン。 ★凡(おおよ)そ、徒歩5分ほどの距離という。
2.一般に、家と家が非常に近いことの喩え。

語源はどこの国かというとイギリスのようです。

『スープの冷めない距離 ― 辞書に載らない言い回し56』(道浦俊彦著、小学館)

によると、

<略> 老親世帯と子世帯が、近すぎず遠すぎず、適当な距離で「別居近住」する関係を「スープの冷めない距離」と言うが、そもそもこの言葉は、一九六〇年代にオーストリアのローゼンマイヤーらが用いた表現 “intimacy at a distance”(距離をおいた親密さ)を約したものだという説のほか、それよりも前の一九四八年にイギリスのJ・H・シェンドル(*1)が提唱した考えともいわれ、由来については諸説ある。<以下略>

(*1) シェンドルの著書 “The social medicine of old age”(1948)で、‘near’という言葉の意味を ‘a distance within whitch a hot meal could be carried from one house to the other without neering re-heating’(温かい食事を家から家へさまさずに運べる距離)すなわち、‘not more than 5 minutes’ walking distance’(歩いて5分以内の距離)としている。

ということです。以下、抜粋要約。

■1988年2月に、東京都老人総合研究所の心理研究室が行った「みそ汁のさめない距離実測実験」の前提と結論。
・ みそ汁の美味しい飲みごろは、65~70度。
・ ステンレスなべのみそ汁は、できたて(90度)から30分経過すると65度になる。
・ 女性の歩く早さ(分速71.8m) × 30分 = 約2100メートル。

(みそ汁の鍋を手に持って2キロも歩いて届ける人はあまりいないと思いますが…)

■同研究室の「スープの冷めない距離をどのくらいだと考えるか」というアンケート調査の結果。
・ 60%以上の人が、「近所に住むこと」と回答。
・ 高齢者になるほど、「同一敷地内に住むこと」の回答が増加。
・ 30~70代の人が考える距離は、平均290メートル。
・ 60~70代の親世代の考えるは、30~40代の子世代の考える距離の半分程度。

■文献にみる「スープの冷めない距離」が出現した時代。
・ 高度経済成長とともに核家族化が進行する中で、1960年代後半、伝統的な家族制度ではなく、新しい家族形態との関連で老人を位置づける発想が生まれ、同居による嫁姑関係などの不和への対応として、世間では「スープの冷めない距離」の居住形態などを論じるようになった。
・ 昭和41(1966)年版の『厚生白書』に「住宅難の今日においては、老人が子といわゆる『スープの冷めない距離』に住むことが早急には期待できないとしても、たとえば団地住宅の建設にあたってその一部に老人向け住宅を確保するといった配慮をすることも考えられてよいであろう」とある。

■『老人問題解説事典』
この言葉の初出文献や日本語への訳出者を特定することは困難である、とある。
調査の結果からも以下のような諸説があることがわかった。
①シェルドン(J.H.Sheldon)の
『The Social Medicine of Old Age』(1948刊)にある表現を訳したもの
(『老人問題解説事典』森幹郎著 中央法規出版 1989 )
②オーストリアのRosenmayrらの用いた”intimacy at a distance”
という表現を訳したもの(『高齢者の「こころ」事典 日本老年行動学会 中央法規出版 2000)
③日本のジャーナリストの造語(『福祉社会事典』庄司洋子ほか編 弘文堂 1999)

スープの冷めない距離とは使い方は?

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