「世にも奇妙な物語 恋の記憶、止まらないで」は斉藤由貴さん主演で2019年に放送されたオムニバスドラマの一つ。
都市伝説になってるローカルCMの呪われた曲の話がベースとなっているようですが、どんなストーリーだったんでしょうか？結末は？
恋の記憶、止まらないで（世にも奇妙な物語）あらすじ
シンガーソングライターの村瀬志保（斉藤由貴）は、昔のように曲を作る事が出来ず焦りを感じていた。ライブレストランで歌っても、誰も耳を傾けることはなく、SNSには辛辣なコメントが並ぶ。さらに夫の中居賢治（利重剛）は、そんな志保を応援しながらも、少しあきれた様子。
ある日、志保は曲作りをしながらうたた寝をして、不思議な夢を見た。その夢の中に流れていたメロディーが気になり、記憶をたどりながら新曲を作る。
その曲をライブレストランで披露したところ、急に客たちが食事の手を止め、歌に聞き惚れ、志保に注目が集まった。配信ランキング4位にランクイン。SNSにも好意的なコメントが並び始めた。久々の大ヒット。
そんなある夜。自宅で、志保は「津軽ちびっこのど自慢大会」のビデオテープが気になって再生してみた。すると、小学3年の志保が歌った後、CMに入る。すると志保が作った歌とそっくりで、知らないうちに盗作をしてしまった事に気づいてしまう…。
恋の記憶、止まらないで（世にも奇妙な物語）のストーリー
シンガーソングライターの村瀬志保（斉藤由貴）は、かつてのように曲を作ることができず、焦りを感じていました。ライブレストランで歌っても、誰も彼女の歌に耳を傾けることはありませんし、SNSでは辛辣なコメントが並んでいます。さらに、夫の中居賢治（利重剛）も志保を応援しつつも、少し困惑した様子でした。
ある日、志保は曲作りの途中でうたた寝をして、不思議な夢を見ました。その夢の中で聞こえたメロディーが気になり、記憶を辿りながら新しい曲を作りました。
その曲をライブレストランで披露したところ、急に客たちが食事を中断し、彼女の歌に聞き入り、志保に注目が集まりました。曲は配信ランキングで4位に入りましたし、SNSにも好意的なコメントが増え始めました。久しぶりの大ヒットとなりました。
ある夜、自宅で、志保は「津軽ちびっこのど自慢大会」のビデオテープに興味を持ち、再生してみました。すると、小学3年生の志保が歌った後、CMが流れました。すると、志保が作った曲と酷似していることに気づいてしまいました。自分が無意識に盗作をしてしまったのです。
志保は「地酒琴條 CM 青森」というキーワードで調べると、「最恐都市伝説」というサイトに辿り着きました。そのサイトの「呪いのCMソング」という項目に、青森県で一度だけ放送されたとされる「地酒琴條」のCMについての説明がありました。出演していた歌手が突然亡くなり、放送は中止されたというものでした。CMには歌手の名前・宮島素子と書かれていました。
恋の記憶、止まらないで（世にも奇妙な物語）結末ネタバレ
志保は宮島素子について調べましたが、死因は分かりませんでした。新聞社に問い合わせても詳細が分からなかったのです。宮島は他界する前にみんなに謝罪したという情報はありましたが…。
ライブレストランで志保だけが女性の姿や笑い声を聞くようになりましたが、エステのCMや歌番組にも出演が決まってしまい、引き返すことができませんでした。「恋の記憶は私の曲、私の曲」と自分に言い聞かせながら、志保はビデオテープを引きちぎりました。
そして、CMの撮影現場で、モニターを確認していると、志保だけが宮島素子の姿を見ることができました。批判的な視線が向けられています。撮影スタジオの奥には髪の長い白い服を着た少女が3人いました。志保が廊下に逃げると、奥に1人の少女が立っています。志保は逃げ回りますが、ある部屋から歌が聞こえてきます…。錯乱した志保に少女が襲いかかりますが、それは実はマネージャーだったのです。
自宅での出来事です。テレビ画面にはあの呪われたCMが映し出されます。「この曲を奪わないで」と聞こえた気がしますが、宮島素子は「ごめんなさい、ごめんなさい」と言い続けています。彼女も誰かから盗作をされたのだと気づきました。すると、後ろに少女（笹野鈴々音）がいました…。「この曲を奪わないで、これは私の曲よ、フフフ」と言いました。
志保は暗い部屋で笑い出してしまいました…。
※タモリが語るストーリーテラーの説明：志保が出演していたエステのCMは、出演者である歌手（つまり志保）が亡くなり、1回限りの放送でお蔵入りになったという話です。
恋の記憶、止まらないで（世にも奇妙な物語）キャスト
■放送日
2019年11月9日「世にも奇妙な物語2019秋の特別編」
■キャスト
村瀬志保役：斉藤由貴
中居賢治役：利重 剛
宮島素子役：イチキ游子
他
■同時放送されたドラマ
『コールドスリープ』ムロツヨシ
『恋の記憶、止まらないで』斉藤由貴
『ソロキャンプ』板尾創路
『鍋蓋(ふた)』杉咲 花
『恵美論』白石 聖
