積雪で雪の重さは1cmで何kg?10㎝や20㎝は?

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雪の重さは例えば積雪1㎝で1㎡は何㎏でしょうか?

一般に雪の重さは1立方メートルで何キロになるんでしょうか?

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積雪で雪の重さは1cmで何kg?10㎝や20㎝は?

雪の重さについて、雪は湿った雪、乾いた雪など雪質によって密度が変わってくるし、積雪の高さが高くなるほど下の雪は押しつぶされたりして密度が大きくなってきます。実際の場面で正確な値が知りたい場合は実測するしかないでしょう。

目安として1m3あたり、

新雪 およそ50kg~150kg
小締り雪 およそ150kg~250kg
締り雪 およそ250kg~500kg

建築設計で使う屋根雪荷重が300kg/m3 なので、この値を引用すれば、1cm、1m3の雪の重さは、

300kg÷100=3kg

3kgです。

約10センチの雪が積もった場合にはその10倍、30㎏くらいが目安です。

積雪深の1/10云々というのは、新雪を溶かしたときの雨量換算のことです。

一般的に新積雪の密度は、本州では約0.1g/cm3、北海道や本州の山岳地帯では約0.05g/cm3です。
これはつまり、本州における1cm新積雪を融かすと1mmの雨量に相当し、北海道や本州の山岳地帯における新積雪1cmを融かすと0.5mmの雨量に相当するということです。
これはあくまでも雪の密度をもとに、その雪を融かしたらどれくらいの水になるかを言っています。
なので、逆に天気予報で降水量1mmと書いてあっても、たとえば本州で必ずしも1cmの積雪があるという話しではありません。
もしも地表が暖かければ、降った雪が積もる前に融けてしまうからです。

まとめ:積雪で雪の重さは1cmで何kg?10㎝や20㎝は?

雪の重さ、水の含み具合や圧縮の程度によっていろいろです。ただ、新雪は水の5%~10%と言われていますね。

雪の重さは新雪や根雪などの種類により大きく変わりますが、平均で500kg/m^3のようです。

よって例えば100㎡の屋根の場合、0.5g/立方センチメートルの密度の雪が1m積もったとすると、重さは50トンにもなるのです。

ちなみに、平均的な雪の密度が分かれば大体の数字を算出できます。

http://www.bosai.go.jp/seppyo/koukai_data/Yaneyuki/kihon/kajyuu/kajyuu.html

の(4)屋根雪最大荷重の算定を参考にします。

質問内容の雪の高さは1mなので、雪の密度を313kg/(m^3)と仮定します。

そうすると、雪の重さは

(体積(m^3))×(密度(kg/(m^3) ) )であらわせるので
(1×3.6×3.6)×313=4056.48(kg)

=約4トン

です。

しかし、参考にしたページによる月によっても密度が変わってくるので、密度はコレ!とは一概に言えないようです。

つまり、正確な密度の値が分かれば重さは計算で求まります。

その時には単位に注意してください。(密度の単位がg/(cm^3)だったら、1000倍にしてkg/(m^3)に直してから計算してください。)

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