エアコン湿気戻り|冷房でなぜ湿度が上がる?理由は?

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エアコンの冷房をつけると湿度が上がる?

湿気戻りの対策はパワーが弱いエアコンを使うしかないのでしょうか?

冷房をつけると湿度80%になってしまうのはなぜ?

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エアコン湿気戻り|冷房でなぜ湿度が上がる?

エアコンの冷房をつけると湿度が上がる理由はなぜかというと、室内の空気が冷やされて相対湿度が上がるため、湿度が上がると感じることがあります。

この現象は、エアコンが室内の空気を冷やすと、冷たくなった空気が室内に溜まっている水蒸気を凝結させ、水滴として排出するためです。

つまり、エアコンが室内の空気を冷やすと、相対湿度が上がるだけで、実際の水蒸気の量は変わらないのです。ただし、室内の湿度を下げるためには、除湿モードを使ったり、室内の換気を行ったりする必要があります。

エアコンの冷房をつけても湿度が上がらないようにするにはどうすれば良いんでしょうか?

エアコン湿気戻り|冷房で湿度が上がる対策は?

エアコンの冷房をつけても湿度が上がらないようにするためには、以下のような対策があります。

適切な温度設定を行う
適切な風量設定を行う
適切なフィルターの清掃や交換を行う

適切な温度設定を行う

冷房の設定温度は、28℃前後が適切とされています。設定温度が低すぎると、冷房効果が高まりますが、湿度も同時に下がってしまい、乾燥して不快感を覚えることがあります。設定温度が高すぎると、湿度は上がりやすくなります。適切な温度設定を行うことで、快適な室内環境を保ちながら湿度上昇を抑えることができます。

適切な風量設定を行う

エアコンの風量は、高すぎると空気の循環が早くなり、冷気が広がりにくくなります。逆に、風量が低すぎると、空気が停滞し、湿度が上がりやすくなります。適切な風量を設定し、空気の循環をよくすることで、湿度上昇を抑えることができます。

適切なフィルターの清掃や交換を行う

エアコンのフィルターには、ホコリや汚れが付着することで、空気の流れを阻害し、冷房効果が低下し、湿度が上がりやすくなることがあります。定期的なフィルターの清掃や交換を行うことで、空気の流れを改善し、湿度上昇を抑えることができます。

エアコン湿気戻り|冷房で湿度が上がる理由は飽和水蒸気量

エアコンの冷房をつけると湿度が上がる理由は、空気の膨張と収縮に関係しています。冷房で部屋の空気が冷やされると、空気の密度が高くなり、湿度計の数値が上がります。しかし、実際には空気中の水分量は変わっていません。湿度計は温度に影響されるため、正確な湿度を測るには温度補正が必要です。

エアコンの除湿運転では、室内の空気を冷やして水分を取り除き、再び温めて送り出します。このとき、室内の温度はほとんど変わらず、湿度だけが下がります。

さらに詳細を考えると、いろんなケースが想定されます。

①冷房を入れる前の室温と、冷房設定温度の差が少ない場合(例:30℃の時に、28℃設定で入れるなど)
冷房で冷やす量が少ないため、熱交換器の温度がそれほど低くなりません(低出力運転になる)。このため、熱交換器で十分に水分を取ることができず、気温が下がった分だけ相対湿度が上昇します。また、夏場、冷房を使っているエアコンでは、前回に冷房運転をしたときの除湿水が熱交換器に残ったままになっている場合があります。このときは、冷房を入れたときからすぐに除湿水の再蒸発が始まりますから、相対湿度が上がってしまいます。

②冷房を入れる前の室温と、冷房設定温度の差は①より大きいが、それでも湿度が高くなる場合
この場合は、質問に書いてあるような「冷房をつけると一気に湿度が70~80%」になるということは普通はありません。一旦は冷房を入れることで湿度が低下しているはずです。ただ、室温が冷房設定温度まで下がると、コンプレッサーの運転が(室温調整のため)停止し熱交換器が冷えない状態になります。一般的に冷房モードで運転していると、ファンは連続運転となっており、コンプレッサーが停止しても風が止まりません。このとき、冷えていない熱交換機(一旦除湿された水分で湿っている)に風が通って吹き出すことになります。この風は、ほぼ湿度100%で、これを「湿度戻り」「除湿水の再蒸発」と言います。これが「ある程度時間が経つとムシッとした感じになる」原因です。

エアコンの冷房運転で快適に過ごすには、除湿運転や扇風機と併用する方法があります。また、窓を開けて換気することも大切です。

エアコンの冷房をつけても湿度が上がらないようにするには、以下の方法があります。

エアコンの設定温度を高めに設定する。
風量を弱めに設定する。
室外機が一時的に停止する「送風状態(サーモオフ)」という機能を使う

エアコンの設定温度を高めに設定することで、冷房機器が空気を冷やす時間が短くなり、湿度が上昇する時間が短くなります。風量を弱めに設定することで、空気の循環がゆっくりになり、冷房機器が空気中の水分を凝縮させる時間が長くなります。1

ただし、エアコンの設定温度を高めに設定しすぎると、室内の温度が上昇してしまうため、適切な設定温度を選ぶ必要があります。また、風量を弱めに設定しすぎると、空気の循環が悪くなり、室内の温度差が生じることもあります。

まとめ:エアコン湿気戻り|冷房でなぜ湿度が上がる?理由は?

「冷房を入れたときに湿度が上昇して70~80%になる」「ある程度時間が経つとムシッとした感じになる」原因は、エアコンの熱交換器(室内機の中のアルミフィンの部分)から除湿水が再蒸発している、からです。

冷房をかけると室内の温度が下がりますが、同時に湿度も上がってしまうのはなぜでしょうか?それは、冷房が空気中の水蒸気を凝結させるからです。

空気中には常に水分が含まれており、湿度として表されます。冷房をかけると、室内の空気は冷やされます。このとき、冷たくなった室内の空気は、より多くの水蒸気を含むことができなくなります。そのため、空気中の水蒸気は凝結して、水滴となって冷房機器や室内の壁や床に付着します。

この現象が起こると、室内の湿度が上昇します。湿度が高くなると、空気が蒸し暑く感じられたり、カビやダニの繁殖につながることがあります。そこで、冷房をかけたときに湿度が上がる場合は、適切な温度設定や風量調整を行うなどして、快適な室内環境を保つように心がけましょう。

エアコンの冷房をかけると、室内の空気が冷え始めます。
冷えた空気は、より多くの水蒸気を含むことができなくなります。
室内の空気中の水蒸気は、凝結して水滴となります。
凝結した水滴は、冷房機器や室内の壁や床に付着します。

気になるのであれば、設定温度をもっと下げる、寒いのを我慢してドライ運転にする、風量を下げるなどすると良いでしょう。

あるいは、霧ケ峰のxシリーズやzシリーズなどの、再熱除湿を搭載したエアコンに買い換えてください

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