ジブリ映画「ハウルの動く城」でハウルはソフィーをいつから好きになった？
ハウルの「守りたいものができた」「弱点が見つかった」みたいな台詞が出てくるのはソフィーのことだとはわかりますが、ハウルはいつからソフィーに恋するようになったんっでしょうか？
ハウルはソフィーをいつから好きになった？映画ハウルの動く城
映画「ハウルの動く城」でハウルはソフィーをいつから好きだったのかというと、原作でも映画でも明確には記されてはいません。
ただハウルはソフィーに「未来で待ってて」と言われた幼少期のあの瞬間から、ソフィーが自分の大切な人だと認識はしていたんでしょう。
ハウルはずっとソフィーを待っていたのかもしれません。
映画では、ハウルの髪の毛が黒くなった後、温かいミルクをソフィは持っていきます。
ハウルは自分の姿が美しくない上に荒れ地の魔女が怖いという自分の内面の弱さをさらけ出します。
それをソフィは励まします。
もしかしたら、この時点でハウルはソフィの内面の強さに惹かれたのかもしれません。
ちなみに、ソフィーはいつハウルが好きになったのかというと、まず原作ではソフィーは物に対し生命や感情などを与える魔法の力を持っていますがソフィーは自分の魔力を知りません。
終盤でハウルの心臓を胸に戻すシーンでソフィーとカルシファーの「ハウルの心臓を戻したらカルシファーは死んじゃうの?」「ソフィーなら平気だよ」というようなやりとりがありました。
そしてソフィーは「どうかカルシファーが1000年も生き、ハウルが心を取り戻しますように」と心臓をハウルの胸にもどし、成功します。
これは実はソフィーが言霊の魔法が使える魔女だからこそできたことだったんです。
そして、ハウルがいつも羽織っているあの上着に、ソフィーはうっかり「女の子を落とす」魔法をかけてしまいます。
ハウルはその上着を毎日羽織るものですから、ソフィーは知らぬまに恋に落ちてしまったのです。
まとめ：ハウルはソフィーをいつから好きになった？映画ハウルの動く城
ジブリ映画「ハウルの動く城」でハウルはたいへんな浮気性で、色々な女の子をとっかえひっかえしています。
ソフィーがお婆さんに化する前にハウルはソフィーも口説こうとしています。
結局失敗に終わってハウルも諦めたのですが、あきらめた直後お婆さん姿のソフィーが自分の目の前にあらわれました。
ハウルは当然気づきましたがあえてソフィーに言わなかったのでしょう。
そのあと城にすっかり住みついたソフィーに看病をしてもらったり、していくうちに好きになるきっかけがあったのかもしれません。
ハウルが最初にソフィーに声をかけたのは、おそらく、浮気者の性格からでしょう。
しかし、なぜハウルがめくらめっぽう若い女性に声をかけているかというと、自分に心臓がないためと考えられます。
一方、ソフィーは、実は命を吹き込む魔法を使える女性でした。
つまり、後から考えれば、この他には考えられない組み合わせなのです。
生命を吹き込む力を持つソフィーだからこそ、心臓のない男であるハウルに、ハート（心、心臓）をもたらすことができたのです。
ハウルは、かなり早い段階でこのことに気づいていた可能性があります。
しかし、もしかすると最初に気づいたのは荒地の魔女だったのかもしれ ません。
なぜなら、小説版では、ソフィーは販売している帽子に次々と（無意識に）魔法をかけて売っているのですが、荒地の魔女は、ソフィーの店にきたとき、帽子をひとつひとつ見てその属性を見破り、あげく、「人の商売に手出しをするとこうだ」と言ってソフィーに魔法をかけるからです。
荒地の魔女は、ソフィーの力を知った上で、ハウルを救う鍵になる女性だからこそ、呪いをかけて老婆としたのでしょう。
