「まんじりともせず」本来の意味は?#ことば検定

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5月18日の「グッドモーニング」内のクイズ「ことば検定」で出題された問題は「「まんじりともせず」本来の意味は?」でした。

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朝日新聞出版

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答え:「まんじりともせず」本来の意味は?【ことば検定】

青:じっと動かないで
赤:眠らないで
緑:不祥事議員お咎めなし

答え:眠らないで(赤)

 「まんじり」の主な意味は「少し眠る」で、否定形の「まんじりともせず」「まんじりともしない」にして多く用いられています。ですから「まんじりともせず」の正しい意味は「少しも眠らない」となり、「少しも動かない」という意味で使うのは誤用です。

 この語は、心配して寝れなかったり状況的に睡眠がとれなかったりする場合によく用いられます。

 「まんじり」には他に、「じっと見つめる」「何も手につかないでいる」という2つの意味があります。「じっと見つめる」の意味は動いていない状態に使われることが多いため、誤った意味「少しも動かない」と勘違いする人が増えたのかもしれません。

1 ちょっと眠るさま。ふつう打消しの語を伴って用いる。「心配で一晩中まんじりともしない」
2 じっくりと見つめるさま。じっと。まじまじ。
「大きな二つの眼が僕のすぐ前で仰向き加減に僕を―と見やって」〈有島・宣言〉
3 何も手につかないでいるさま。
「もう帰るか、もう帰るか、と待つ間を独(ひとり)―としていると」〈紅葉・多情多恨〉

デジタル大辞泉「まんじり」の解説
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