前売り券とムビチケの違いは何？どちらも現金払い可能なのでしょうか？
ムビチケと映画前売鑑賞券の違いはなんでしょうか？当日券は？
前売り券とムビチケの違いは？
前売り券とムビチケの違いについて詳しく説明しましょう。
前売り券とは、映画の公開前に購入できる鑑賞券のことです。一方、ムビチケは前売り券の一種で、ネットで座席指定が可能な前売り券です。普通の前売り券はネットで座席指定ができないため、ムビチケはその特別なタイプの前売り券といえます。
前売り券とムビチケの主な違いは以下の点です
座席指定の方法
チケットの形式
要するに、前売り券は映画館で座席指定を行い、紙の半券をやりとりする方法です。一方、ムビチケはネットで座席を指定でき、チケットごとに異なるIDを使用する方法です。ムビチケは特にネットでの座席予約が便利であり、劇場に行く前に席を予約しておくことができます。ただし、ムビチケを使用できる映画館が限られていることに留意する必要があります。
座席指定の方法
前売り券: 通常の前売り券は、劇場のチケットカウンターでの座席指定が必要です。つまり、映画を鑑賞する際に、劇場に足を運び、チケットカウンターで座席を指定します。
ムビチケ: ムビチケはネットで座席指定が可能です。つまり、自宅のパソコンやスマートフォンから、映画鑑賞の座席を事前に選び、予約することができます。これにより、映画館に行かずに座席を確保できます。
チケットの形式
前売り券: 通常の前売り券は、チケット半券をやりとりします。半券が切られていない場合、前売り券は未使用品として扱われます。座席指定を受ける際に、半券を映画館のスタッフに切り取ってもらう必要があります。ネット座席指定では、半券を切り取ってもらえないため、座席指定を受けられないことがあります。
ムビチケ: ムビチケには各チケットごとに異なる識別番号（ID）が与えられています。このIDは券面に記載されています。ネット座席指定がムビチケで可能なのは、このIDをネットで座席指定の際に入力することで、座席指定を受けるのと同等になります。ムビチケは窓口でも使用できますが、IDの未使用または使用済み状況を確認できる装置がある映画館でしか窓口での使用が可能です。
前売り券からムビチケ誕生の背景
いつのころからか入場券(当日券)が劇場だけでなくネットでも買えるようになりしかも観る当日だけでなく事前にも買えるようになり、「購入＝座席の確保」なので家にいながらにして土日など混雑する日の座席を確保出来るようになりました。しかし前売り券は時代に追いつかずしばらくの間は従来通りの紙タイプしかなく紙タイプは劇場窓口での座席指定のみのため事前の座席確保しようとするとそのためにわざわざ劇場まで行く必要がありました。なので当日券より前売り券の方が安いものの利便性では当日券より劣っておりました。
その点を改善したのがムビチケです。ムビチケはネットで座席指定出来るのでムビチケの登場で再び前売り券の方が優位になりました。しかもネットで入場券(当日券)を買うにはクレカ決済になるためクレカを持たない未成年は事前のネット購入が出来なかったのが、ムビチケの登場によって未成年でもネットで事前の座席確保が出来るようになりました。
尚、ムビチケには映画館で売ってるムビチケカードの他にムビチケサイトで売ってる電子チケットのムビチケオンライン券、コンビニで売ってるムビチケコンビニ券があり、どれも使い方は同じです。
ムビチケの種類
「ムビチケ」はネットで座席指定が出来る進化した前売り券なのですが、下記の3種類があります。どれも「ムビチケ」と呼ばれてますが正式名称は下記の通りです。つまり「ムビチケ」は下記の3つのどれかを指します。
単に「ムビチケ」という名称のものはないです。
①ムビチケカード・・・・紙の前売り券がカード状になったもの。紙の前売り券と同様に券面に映画の絵柄がプリントされてる。
購入場所は上映する映画館やTSUTAYA店舗での対面販売。ネットでは「メイジャー」というサイトでのみ購入可能。
まれにコンビニで扱う「有料グッズ＋前売り券」のセット販売で前売り券がムビチケカードの場合がある(ローグワン・ピーチガールなど)。
②ムビチケオンライン券・・・・電子チケットタイプ。電子チケットなので実体はない。なので購入しても何も送ってこないし何も手元に残らない。
購入方法は「ムビチケサイト」でのネット購入のみ。
③ムビチケコンビニ券・・・・紙タイプ。券面には絵柄のプリントなし。
購入場所はセブンイレブンのみ(店舗)。
前売り券とムビチケ、当日券・映画前売鑑賞券の違いは？
前売り券（ムビチケ）と映画前売鑑賞券はほぼ同じです
映画の前売り券(紙タイプ)には「特別鑑賞券」「前売鑑賞券」「全国共通鑑賞券」「全国共通特別鑑賞券」などいろいろな記載がありますがどれも前売り券です。映画公開前まで販売しているなにかとお得な券です。
※「全国共通○○券」と書いてる券や「全国の上映館で有効」と書いてある券は全国の上映館で使える券です。
一方「ムビチケ」というのはその前売り券の進化版です。ネットで座席指定が出来る前売り券です。
今、前売り券は映画または映画館によってムビチケカードまたは紙の券のどちらかが販売されており選ぶ事は出来ないです。どちらも映画館で買うと無料の前売り特典が(あれば)もらえます。
まとめ：前売り券とムビチケの違いは？当日券・映画前売鑑賞券は？
前売り券は、映画公開前に購入する鑑賞券です。公開日当日に映画館でチケットを買うのが面倒な場合に、前もって購入しておけます。
ムビチケも前売り券の一種ですが、ネットで座席指定ができるのが大きな違いです。従来の紙の前売り券は、映画館で座席指定をする必要があるため、事前に座席を確保したい場合は、映画館まで足を運ばなければなりませんでした。しかし、ムビチケなら、自宅のパソコンやスマートフォンから、いつでもどこでも座席指定ができます。
まとめると、前売り券とムビチケの違いは、以下の2点です。
■座席指定の方法
前売り券：映画館で座席指定
ムビチケ：ネットで座席指定
■特典の有無
前売り券：劇場で購入した場合のみ、特典がもらえることがある
ムビチケ：特典がもらえることはほとんどない
