「町をまわる」の漢字は回る?周る?どっち?

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「町をまわる」の「まわる」の漢字は回る・周るのどっち?

「見て回る」と「見て周る」の違いは?

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「町をまわる」の漢字は回る?周る?どっち?

「町をまわる」の「まわる」の漢字は「回る」が正解です。

そもそも「周る」という表記は本来ありません。

「周り」は名詞で、「周囲」という意味です。

「まわる」は動詞で、「ぐるりと回る」「一巡する」「ある一定の範囲を巡る」という意味です。

「周る」という表記は、この「まわる」の誤記が広まったものと考えられています。

「町をまわる」の場合、単に町をぐるりと回るだけであれば、「回る」で問題ありません。

しかし、町の周囲を巡回するという意味であれば、「巡る」が適切です。

例えば、町の治安を守るためにパトロールする警察官は、町の周囲を巡回します。

この場合、「町を巡る」と書くのが正しいのです。

回る・周るの違い

「マワる」というとき、現在では「回る」に統一表記することになっています。
..しかし、「マワる」といっても、「目がマワる」といった「輪のように、グルグル“まわる”」という意味と、「巡察」「巡視」などの「“みまわる”」という意味があります。
「目がマワる」というときは、「廻送」「廻廊」の「廻」を当て「廻る」と書きます。「コマが廻る」「熊がオリの中を歩き廻る」「内廻り循環バス」などと使います。(「回る」も同じ意味。したがって「廻」はすべて「回」に書きかえてよい。)
「“みまわる”」の意を表すときは「巡る」。「おまわりさん、見巡りご苦労さま」「夜警がビルの中を巡る」などと使われます。(注:「おまわりさん」は「お巡りさん」からきています。)
……『漢字の使い方ものしり辞典』

○「回」は、まるく回転するさま、または、小さい囲いの外側に大きい囲いをめぐらした象形文字で、「まわる(まわす)」「めぐる(めぐらす)」「かえる(かえす)」「たび(度数の意)」などの意味を表し、下記のような漢語として用いられます。
……回収..(起死)回生..回忌..回春..回帰..回答..回想….回顧..回診..回数..回線..回路../….転回..迂回..挽回..奪回..旋回
○「廻」は、「回」(まるく回転するさま)に「廴」(進み歩くこと)を付けた会意兼形声文字で「めぐる(めぐらす)」「かえる(かえす)」の意を表し、下記のような漢語として用いられました。
……廻天..廻状..廻航..廻船..廻廊..廻読..廻遊..廻覧….廻転..廻送..
..しかし、「廻」は「当用漢字表」(昭和21.11)に「廻」が掲げられず、「回」が使われるのが一般的になりました。
..なお、「回」は、現在では、
……恢復→回復..蛔虫→回虫..低徊→低回

まとめ:「町をまわる」の漢字は回る?周る?どっち?

「町をまわる」の「まわる」の漢字は、「回る」です。

「周り」という意味の名詞は、「周り」と漢字で書きますが、「周る」という動詞の表記は正式なものではありません。実際の辞書には「周る」という表記は見当たりません。「回る」と書くべきです。

一部で「周る」という表現が使われているかもしれませんが、これは誤った表記方法とされています。実際の正しい漢字表記は「回る」または「廻る」です。

例えば、「回る」は物事が一周することを表し、場所を巡る際や何かを循環する場合に使われます。「廻る」も同様の意味で使われますが、やや古風な言い方とされています。

要するに、「町をまわる」の「まわる」には、「回る」という漢字が適切な表記です。

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