プール開きの水温+気温の基準は?学校は何度でプール中止?

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学校など公営プール・に入れる基準の気温・水温は何度が目安になっているんでしょうか?

プール開きの水温+気温の基準は?

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プール開きの水温+気温の基準は?学校は何度でプール中止?

学校のプール開き・プール授業について、文部科学省の「水泳指導の手引き」という指導資料の「第4章 水泳指導と安全」138~139ページには次のように規定されています。
https://www.mext.go.jp/a_menu/sports/jyujitsu/1348589.htm

3 プールの水温及び水質管理
(1) 水温と気温
 水泳指導に当たっては、プールの水温を計測し、日誌やミーティングなどで情報を共有し、水泳指導の実施の可否を判断するための重要な指標として、組織的に管理することが必要です。
 また、プールに温度計を備えて、いつでも水温が計測できるようにしておくことが必要です

○ 低学年や初心者ほど水温に敏感で、一般的に 22℃未満ではあまり学習効果は期待できません。そのため、水温は 23℃以上であることが望ましく、上級者や高学年であっても 22℃以上の水温が適当といえます。   

○ 水温と気温の差は、水温が若干低くても気温が高ければ不快感は少ないし、反対に水温が高くても気温が低ければ快適ではありません。

○ 以上のことから、ここに示した水温はあくまで目安であり、プールを使用するかどうかについては、対象者の学年、能力、水温、気温、学習内容などを考慮して判断することが大切です。


水温については基準は設定されていますが、最終判断は対象者の学年、能力、水温、気温、学習内容などを考慮して学校に委ねられるということになります。

基本的な原則は水温プラス気温で50℃以上です。そして水温は25度以上です。

しかし、小学校・中学・高校でも基準には違いがあり、水泳部などで基準が違ってきます。

小学校3年生以下は52℃以上。
高学年は50℃。
中学校や高校は48℃以上

水泳部は45℃以上。

さらに自治体によってもプール開きの水温+気温の基準には違いがあるため、具体的に何度以下だとプールが中止になるという明確な基準はないようです。

最近は学校5日制で水泳の授業が減り、それを確保しようと小中学校、高校とも50℃以上から45℃以上に引き下げられたところもあります。気温に関しては水温のように文部科学省が決めてはいないようです。法的根拠、基準はないようです。

小中学校、高校のプールは水温と気温が規定以上なら雨でも中止にせずプールに入れるケースもあるようです。

要するに、水温20℃なら気温は25℃以上、水温25℃なら気温は20℃以上って感じです。

逆に合計が基準に達していても台風や大雨や雷や気温が25℃未満の肌寒い日は、避けたほうがよいと思います。

水温が20度以上あり、気温が水温を上回っているというのが入水可能な条件です。もちろん、水温が20℃未満や気温が25℃未満、台風や大雨や雷は入水中でも中止になります。

気温が水温を上回ることが条件なのは、水温がいくら20℃以上あっても、気温が水温以下だとプールサイドに上がったときにとても寒いから。プールサイドで体が温まらない状態は体にきついという判断です。たまにあるんですよね。水温気温の逆転現象。

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