硫酸と硫化水素の違いは?発生方法・反応式は?水に溶けると?

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硫酸と硫化水素の違いとは?

硫化水素が水に溶けると硫酸になるのでしょうか?

硫化水素の発生方法・反応式は?

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硫酸と硫化水素の違いは?

塩化水素を水に溶かすと塩酸になるように硫化水素を水に溶かすと硫酸になると考える人がいますが、それは違います。

硫酸は硫黄と酸素を含む酸で水に溶けると強酸をしめすものです。

硫化水素は硫黄と水素の化合物です。名前は似てますが、全然違います。

硫化水素は化学式がH2S

硫酸は化学式がH2SO4

です。

性能的な違いは硫酸は無臭ですが硫化水素腐乱臭がします。

さらに硫酸は酸化剤なのに対して硫化水素は還元剤です。

つまり性質どころか物質として全く別物ということになります。

ちなみに硫酸という物質に変わりはありませんが硫酸も濃度などによって希硫酸、嚢硫酸、熱濃硫酸といろいろあり性質も微妙に違ってきます

硫化水素発生方法・反応式は?水に溶けると硫酸?

硫化水素をそのまま水に溶かすと硫化水素酸、HS- とH+に電離する。

硫化水素の水溶液(硫化水素酸)は、水硫化物イオン (HS?) と水素イオン (H+) に電離して弱い酸性を示します。

H2S → HS- + H+

ちなみに、硫化水素水に二酸化硫黄を吹き込んだ酸化還元の式は、

SO2 + 2H2S → 2H2O + 3S

酸化剤:SO2
SO2 + 4H^+ + 4e^- → S + 2H2O

還元剤:H2S
H2S → 2H^+ + S + 2e^-

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