余命10年|茉莉(小坂流加)の彼氏(真部和人)も実話で実在?

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「余命10年」について茉莉の彼氏は実話?

難病である原発性肺高血圧症を患っていた小坂流加さんが自分をモデルにした作品ですが、高林茉莉の彼氏・真部和人も実在の人物がモデルなんでしょうか?

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余命10年|茉莉(小坂流加)の彼氏(真部和人)も実話で実在?

「余命10年」について茉莉の彼氏は実話なのかというと、結論から言うとフィクションのようです。

小坂流加さんの家族から聞いたエピソードや小坂流加さんの夢などの想いを作品に乗せて、小坂流加さんの生きた歴史をストーリーに重ね合わせているからそのためフィクションありノンフィクションですね。

でも病気は実話です。

作品中では和人が病院に駆けつけた時は茉莉は目を覚ましたのでまだ生きていました。そして、その1か月後に亡くなったという設定です。(その後余命10年が出版されました)

桜の下を歩く2人の様子は、和人が思い描いたifの映像でしょう。

茉莉はこの世におらず叶わないけれど、和人の心の中の彼女はいて、共に未来へ歩み始めた、というのを表しているのだと思います

余命10年|どこまで実話?

余命10年は作者の小坂流加さんの実体験を元に書かれた小説です。

実話を元に、という感じなので描写すべてが実話というわけではないようです。

ただ、原作者の小坂流加さんが茉莉と同じ病気で亡くなっているのでこの作品はフィクションでありノンフィクションでもあると思います。

茉莉ちゃん=小坂流加さんですが、実際に恋人の和人がいたかはどうかは分かりません

ちなみに、原作の小説では和人が新しい恋人に結婚を申し込みに行くというラストを迎えます。

余命10年|あらすじ

高林茉莉は、20歳の夏に突然の発症で入院し、国の難病に指定されている遺伝性の肺の病[注 2]であることを告げられ、その病気の患者で10年以上生きた人はいないことを知る。度重なる発作に苦しめられ、手術も受けたが体に目立つ傷痕を残しただけで病状は改善しなかった。21歳の誕生日は朦朧とする意識の中で迎え、短大は中退している。

それでも、22歳の春になって、ようやく自宅療養が許され茉莉は退院となった。少しずつ外を散歩したりして体が慣れ始め、茉莉は中学校からの親友・藤崎沙苗に誘われて秋葉原でのコスプレイベントに参加する。元々アニメを観たり、漫画を描くことが大好きだった茉莉はイベントでコスプレしたり、沙苗の同人誌に自分の漫画を載せてもらったりすることに夢中になっていき、その次の年の春には自分で同人誌を描き上げてもいる。

茉莉が25歳の桜の頃、姉の桔梗が鈴丘聡と結婚し、聡の仕事の都合で二人で群馬の地元に引っ越していく。茉莉は桔梗の家に遊びに行った時に、気まずいことがあって疎遠になっていた小学校時代の親友・新谷美幸を思い切って訪ねる。そして、美幸に誘われて小学校の同窓会に参加した茉莉は、東京でアパレル系のOLをしていると皆には嘘をついてしまう。同窓会では、茉莉が初恋の相手だったという真部和人と再会する[注 3]。和人から想いを伝えられ2人は親密になり、もう恋はしないと決めていた茉莉も次第に和人を愛するようになっていく。

27歳の誕生日、和人と初めて1泊でデートをした茉莉は、帰りに倒れてしまい、入院することになる。病院で茉莉の父親と初めて顔を合わせた和人は、父親の口から茉莉の病気のことを初めて聞かされる。3週間後、退院した茉莉は和人の家を訪れ、これまで隠してきた病気や余命のことを和人に明かした。それでも和人は結婚を申し出るが、茉莉は自分は必ず死に至る難病であと少ししか時間が残されていないことを告げ、和人に今までのことを感謝しながら、もらった指輪[注 4]を返している。

1週間後、茉莉の家を訪ねてきた和人が、最後の3年間を茉莉と一緒に過ごしたいと再度結婚を申し込むが、茉莉は和人に「これからも続く自分の人生をちゃんと生きて! 自分で選んだ茶道を捨てないで! もう逃げないって約束したでしょう」と断ってしまう。

和人と別れてから、茉莉は必死で漫画を描き続けた。何かを生み残したいというように。そのうちの一つが出版社の目に留まり雑誌で3回の連載を持ち、単行本も刊行している[注 5]。そして、結婚が決まった沙苗のために想いを込めて、純白のウエディングドレスを縫い上げる。

その後、発作を起こして再度の入院をした茉莉は、病棟からも離れたCCUの一室で、儚く舞い落ちる雪を見ている。薬の効果よりも病気の悪化が早まっており、体の機能が少しずつ奪われていく。そんな時、茉莉は桔梗が妊娠し、甥か姪ができることを知らされる。新しい家族が増え、叔母となってその子と繋がっていられることがとても嬉しく感じられた。けれども、茉莉は桔梗の子とは会えることなく、和人への想いを抱いたまま、天国に旅立ってしまう。

茉莉の通夜。群馬から駆けつけた美幸や美弥たち短大時代の友人の涙の中、沙苗が和人に気付いて茉莉の棺まで案内する。棺の中の茉莉は沙苗の作った純白のドレスを身に付け、茉莉花に囲まれて眠っているように見えた。和人は茉莉のおかげで再び茶道に向き合うようになり、家元を継ぐ立場になったと伝え、茉莉と巡り会えて幸せだったと嗚咽しながら茉莉に口づけし、別れを告げる。

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