ZERO(警視庁公安部の秘密組織)が重信房子を大阪・西成で潜伏中に逮捕

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重信房子を逮捕したZERO(警視庁公安部の秘密組織)とは?

重信房子は70年代から80年代に世界を震撼させた国際テロ組織「日本赤軍」の最高幹部。

国際手配を受けて海外逃亡しているとみられましたが、ZERO(警視庁公安部の秘密組織)によって大阪市西成区のマンションに潜伏しているところを逮捕されました。

■日本赤軍最高幹部・重信房子の歴史的逮捕劇の裏側
2000年11月、日本赤軍最高幹部・重信房子が日本国内で逮捕されるというニュースが日本列島を駆け巡った。
1991年、大阪府警本部近くの古い雑居ビルに、男たちが集まっていた。彼らは公安警察。
公安警察とは、国の安全を脅かすような大事件を未然に防ぐための機関。
機密性が重視され、捜査は極秘に行われる。
コードネーム「ZERO」と呼ばれた秘密の捜査官たちの使命は、日本赤軍を国内で逮捕すること。
彼らは、海外にいると思われ、いつ入国するかも不明な日本赤軍メンバー逮捕のため、
メンバーの支援者になりそうな人物を監視することになるが、特にめぼしい情報もなく、時間だけが過ぎていく。
結成からおよそ5年が経過した頃、捜査員たちは坂田という怪しい人物の存在をつかむが、
不審な行動はなく、またしても時だけが過ぎていく。
そして結成10年目、彼らはついに坂田が誰かをかくまっている可能性を見いだし、24時間体制で坂田を監視。
すると、長年にわたって追いかけてきた日本赤軍最高幹部・重信房子によく似た女性を発見する。
度重なる尾行を経て、彼女が重信であることを確信した捜査員たち。
だが、逮捕のために、残るは指紋確認だけという状況で、尾行中に彼女を見失ってしまう・・・。

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ZERO(警視庁公安部の秘密組織)が重信房子を大阪・西成で潜伏中に逮捕

警視庁の「公安」とは、公共の安全を維持するために設けられた警察内の一部門の呼び名です。

公安部 警視庁

各都道府県の警察に存在し、事件が起きてから捜査するのではなく、日本の安全を脅かすテロなどの大事件を未然に防ぐために、危険な団体の動きを日々追跡しています

コードネームZERO(ゼロ)とは通称であり日本警察組織図にも掲載されていないと云われている公安の秘密諜報活動機関。

オウム真理教が関わったとされる國松警察長官狙撃事件の犯人がオウム真理教信者であり公安警察官である巡査だと名乗った事により「チヨダ」の活動はマスメディアに取り扱われるまでになり、再出発の意味を込めて「ZERO(ゼロ)」と呼ばれるようになりました。

長年 公安を研究してきた作家、麻生 幾(あそう・いく)氏の証言によると、かつは「サクラ」「チヨダ」と呼ばれており、現在は「ZERO(ゼロ)」と改名されています。

ZERO(ゼロ)に属するの6人の大阪府警の極秘捜査官たちが「テロリストの女王」「全共闘のマドンナ」とよばれた国際指名手配犯・日本赤軍幹部、重信房子を苦闘10年の末、逮捕に追い込みました。

70年代から80年代に世界を震撼させた国際テロ組織「日本赤軍」のリーダー・重信房子容疑者は、1974年9月13日、オランダのハーグにある銃武装したフランス大使館が日本赤軍により占拠され警察官2名が重症をおわせられるというハーグ事件を起こし、国際指名手配されていました。

長年 地球上のどこに潜伏しているかさえ分からなかったものの、実は潜伏していたシリアでもお荷物扱いとされ、重信房子は日本に帰り生きる道を模索。

最終的に偽造旅券を使って日本に不法入国、しばらく大阪市西成区のマンションに潜伏していましたが、重信房子が帰国しているという噂は、一部新左翼関係者の間で囁かれていたそうです。

コードネーム「ZERO」全ての始まりは、逮捕の10年前に下された「日本赤軍を日本国内で逮捕せよ」という極秘指令からでした。

大阪市内のとある雑居ビルの一室「302」、と書かれただけの部屋に公安捜査官6人が集結。
日本赤軍逮捕へ賭けて彼らはある情報を元に動き始めた。

2000年(平成12年10月初旬)、日本赤軍の支援者を視察していた大阪府警警備部公安第三課は、大阪市西成区のマンションに出入りしている支援者と思われる男2人(府立高校教師の男、配管工の男)を視察対象者に特定。

ZEROは、学生運動の参加者の中から協力してくれる人間を取り込むために、1年以上を掛けて信頼関係を築いたそうです。

同年7月そのマンションに日本赤軍の幹部と思われる中年女性が出入りしているのを確認しますが、重信房子本人だという確証はありませんでした。

重信房子の若いころの写真は出回っていますが、今の姿がわからなかったゼロ捜査員(エージェント)は、長年に渡り新左翼系の情報収集を行っていた元公安職員で当時は大阪の警察で署長を務めていた人物を頼ります。

そして、若いころの重信房子容疑者の特徴として、

・顔に大きなホクロがある
・当時公安の付けたアダ名は「魔女」(ファッションはいつも黒ずくめで当時流行していたアメリカのテレビドラマの「奥様は魔女」のヒロイン、サマンサに似ていたことから)
・タバコの吸い方に特徴がある

の3点でした。

その後、ICPO(国際刑事警察機構)の協力により重信房子の最新の写真を入手する事に成功しますが、重信房子は一時期西成区のアパートから姿を消します。

ただ10月になって再びマンションに戻った重信房子は、動き出しました。

重信房子は日本に帰ってきて人民革命党という新たな組織の構築をやっていたようです。

ZEROが尾行すると喫茶店に入店し、重信房子はタバコを吸い始め、効いていた通りの特徴あるタバコの吸い方でした。

重信房子のタバコを吸う時のクセは親指・人差し指・中指の3本でタバコをつまみ、上を向いて煙の輪を作って、首を左右に振りながら煙を吐き出す仕草でした。

黒ずくめのファッションの独特のタバコの吸い方、顔のホクロは化粧で隠されていましたが、ゼロ・エージェントは、重信房子容疑者との確信を得ました。

尾行は失敗に終わるものの、潜伏場所は特定されていることから、ゼロ・エージェントの捜査員は増員されます。

重信房子が別な喫茶店で使っていたコーヒーカップから指紋を採取すると、その指紋は、以前押収されたタバコの吸殻についた指紋と一致。

そして、2000年11月7日、高槻市のホテルに2人の支援者とチェックインをした事が確認され、2000年11月8日、重信房子容疑者がチェックアウトした所を捜査員が取り囲み

旅券法違反容疑
オランダの仏大使館占拠事件の逮捕監禁容疑

で逮捕されました。

張り込んでい大阪府警警備部の捜査員から「奥平やな」と本名の名字を問われると、「うん」と静かにうなずき、あっさり身元を認めた。結成から10年にしてゼロの長きに渡る捜査が完了した瞬間でした。

逮捕時のことば

“I’ll fight on!”

逮捕された時の重信容疑者は長めのコートにズボン姿。ノートパソコンなどが入ったショルダーバッグを下げていたという。 

重信房子容疑者の刑は、2010年〈平成22年〉8月,懲役20年の判決確定しました。

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