安山岩と玄武岩の違い|流紋岩・はんれいがん、閃緑岩、花崗岩は?

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安山岩と玄武岩にはどんな違いがあるんでしょうか?特徴は?

安山岩と玄武岩の見た目の違いや流紋岩・安山岩・玄武岩の覚え方は?

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安山岩と玄武岩の違い|流紋岩・はんれいがん、閃緑岩、花崗岩は?

安山岩、玄武岩共にマグマが地表あるいは地表近くで急激に冷えて出来た火山岩です。

玄武岩のモース硬度は6.5で安山岩は4~5であるため、玄武岩の方が若干硬いです。

安山岩は白っぽい流紋岩と黒っぼい玄武岩の中間の石で多くの物が灰色っぼい色をしています。
構成要素としては角閃石、輝石、磁鉄鉱、黒雲母、石英、斜長石などを含みます、白っぽい石基に先に述べた斑晶を含んだ岩石です。
斑晶とはマグマが冷えていく比較的早い時期にマグマから結晶化したものです。
建築材や墓石として多く使われているので見る機会が多いです。

有色鉱物として、輝石の多いものを輝石安山岩、角閃石の多いものを角閃石安山岩といいます。また、わりあいに石英が多いものを、石英安山岩とよんでいます。

玄武岩は斑晶および石基として有色鉱物である輝石、かんらん石、無色鉱物である斜長石等を含み、アルカリ玄武岩にはケルスート閃石や金雲母を含むこともあります。
マグマから結晶があまりできることなく固まったもので、玄武岩の大部分はガラス質(結晶化してない物質のこと)や急激に冷えてできた微小な結晶からできています、斑晶は肉眼で見えないほど小さい場合もあます、色は黒っぽいことが多いですが石によっては灰色に見えることもあり又、含まれる鉄分の酸化によって赤 、 紫色のこともあります。
二酸化ケイ素が45~52%のもので斑状組織を持つものと定義されています
建築石材としてあまり利用されていませんが硬度が高く玄武岩を花崗岩として使用したり加工したりすることもあります
玄武岩の日本語名は兵庫県城崎温泉の近くにある玄武洞にちなんで小藤文次郎が1884年に命名したものです

まとめ:安山岩と玄武岩の違い

玄武岩、安山岩、流紋岩、はんれいがん、閃緑岩、花崗岩は全てマグマが冷えて固まった岩石です

これを火成岩と言いますが、浅い所で出来た火山岩が玄武岩、安山岩、流紋岩、ハンレイ岩です、深成岩が閃緑岩、花崗岩に成りその冷え方で出来る岩の中の鉱物の斑晶の大きさが違うので分類され、又元のマグマに含まれる鉱物である二酸化ケイ素の含有率とか鉱物の内容、割合が違うので冷えて出来た岩石の呼び名がお書きのように違い呼び方に成っています

ここに上がっているものは火成岩の代表的なものです、細かく分けていくと組織と鉱物の組み合わせとで分類される以外でも山地で呼び方があるものもありますので多種多様です

日本の多くの火山をつくっている溶岩はおもに安山岩ですが、それにはつぎのような規則性があります。

千島火山帯・那須火山帯・富士火山帯の前半分(大島火山帯ともよばれ、伊豆七鳥にあたる部分)霧島火山帯(琉球火山ともいう)のように割合、太平洋に近い火山帯に属する火山の溶岩はおもに、輝石安山岩や、角閃石にふくまない石英安山岩らからできています。

いっぽう、鳥海火山帯・富士火山帯の北部・乗鞍火山帯・白山火山帯のようにおもに、日本海側の火山帯に属する火山の溶岩には輝石安山岩のほかに角閃石安山岩や角閃石をふくむ、石英安山岩もたくさんあります。

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