クマゼミ増加の原因を探る|なぜ否定された仮説が3つ?

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「クマゼミ増加の原因を探る」は中学2年国語の教科書(光村図書出版)で採用されています。

なぜ3つの仮説を出してくるのでしょうか?

クマゼミ増加の原因に合ってる仮説だけを書けば良いのでは?3つの仮説にはどんな役割がある?

なぜ否定された仮説が3つ?

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クマゼミ増加の原因を探る|なぜ否定された仮説が3つ?

No.92「読むことを書くことに生かす指導『文章の特徴を捉えてリライトに生かそう』井上哲志」

「クマゼミ増加の原因を探る」の授業では説明の構成や内容、図表との関係を読み取り、仮説と結果を結びつけていきます。

なぜ否定された仮説も含めて3つの仮説が出てくるのかというと仮説を立て、注意深く実験・観察を重ねて検証し、結果に到達するという、結論ではなくその過程を描きたかったのでしょう。

仮説1はクマゼミが増加した原因ではない、ということを明確にし、それを読み手にも伝えたかったんじゃないでしょーか。仮説1の内容は関係ないから勘違いしないでねっていう感じで。

また、否定された仮説でも、いわゆる消去法というやつで、この仮説は違うから説が一つ減ったね!ってことを読み手に伝えるためとも考えられると思います。

引用:https://www.clearnotebooks.com/ja/questions/1295748

筆者が伝えたいと思っていることを、読者に考えさせるためではないでしょうか。または筆者の論(筆者の世界、考え方)に読者を巻き込むためのテクニックとも言えましょう。

初めから事実と結論のみだと辞書や教科書(取扱い説明書やマニュアル教本など、読んで情報を得るような書物)と同じになってしまいます。
これでは
(情報を得たいので)読む→情報を得る(目的が達成される)→終了
となるので、これ以上読者の行動が広がることはありません。これはかなり極端に省いた説明ですが…。
しかし、仮説をいくつか用意し、実際の原因を追求する形をとることで、
読む→どうしてクマゼミが増加した?(問い)→①~という仮説、②~という仮説、③~という仮説→実際の原因→結論(終了)
という風に、読者も筆者の文を読み、「どうなんだ?どれが本当の原因なんだ?」と考える流れができます。
問いのあとの仮説部分で、読んでいる人は自分なりに答えを考えてみたり、3つの仮説のなかのどれが正しいか、そう思った根拠はどこかなど自由に文章を読むことができるのです。
仮説をいくつか出すことで、読者を自分の世界に引き込み、想像させる空白を与えているイメージですね

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