アンダーローテーションとダウングレードの違いは?

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フィギュアスケート“アンダーローテーション”について。ダウングレードとの違いは?

羽生選手の4Aでアンダーローテーションの判定を受けた場合、4Aとして認定されたと言う認識で間違いないんでしょうか?

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アンダーローテーションとダウングレードの違いは?

アンダーローテッドという言葉がルールに登場したのはバンクーバーシーズンからですがダウングレード判定とアンダーローテッド判定が区別されるようになったのはオリンピック後から。

バンクーバー五輪終了後、アンダーローテッド判定とダウングレード判定が区別されるようになりアンダーローテッド判定には中間点が与えられるようになりましたが回転不足が技術審判から演技審判に通知されるというルールもまた復活してしまいました

○4分の1未満の回転不足
→試みた回転数の基礎点が与えられ、
「最終GOEが+-に制約されないエラー」にて最大評価から1段階引き下げ

○4分の1以上2分の1未満の回転不足(アンダーローテッド判定)
→試みた回転数の70パーセントの中間点が基礎点として与えられる
「最終GOEが+-に制約されないエラー」にて最大評価から1~2段階引き下げ

○2分の1以上の回転不足(ダウングレード)
→試みた回転数より1つ少ない回転数の基礎点が与えられる
「最終GOEが必ず-となるエラー」にて-2~-3評価

となりました。

アンダーローテーションとダウングレードの違いは時計の文字盤で説明すれば理解しやすいと思われます。

選手の足元に時計の文字盤を置いていると見なしてください。

ジャンプの着氷は、全て後ろ向きに着氷します。

多くの選手の着氷は右足で行いますから、選手の足元に時計の文字盤があるとすれば、

◆選手の右足のかかとが時計の文字盤の6時の位置で着氷すれば完ぺきな着氷

右足のかかとが時計の文字盤の6時の位置から9時の位置で着氷しても回転不足は取られません。

◆選手の右足のかかとが時計の文字盤の9時から12時の位置で着氷すると、「アンダーローテーション」の回転不足の判定を受け、正規の基礎点の75%の基礎点に下がり、さらに減点されます。

しかし、9時の位置で着氷すると、もう「アンダーローテーション」の回転不足の判定を受けることが多いです。

◆選手の右足のかかとが時計の文字盤の12時から1時の方向(つまり前向き着氷)に着氷すると、「ダウングレード」の判定を受け、1回転少ない回転数の基礎点になりさらに減点されます。

つまり3回転なら2回転の基礎点になってしまいます。

たとえば、3Lzの基礎点は、5.90だが「ダウングレード」で2Lzの基礎点の、2.10になってしまいます。

しかし、「ダウングレード」の判定は時計の文字盤の10時の位置や11時の位置で着氷しても「ダウングレード」の判定を受けることがあります。

羽生選手の4Aについては基礎点は12.5ですが、下記のそれぞれ場合、何点もらえるのかというと、

【1/4未満の回転不足の場合=成功】
片足着氷→12.50
両脚着氷→10.50
転倒  →7.50(減点1なので実質6.50)

【1/4~1/2回転不足=URの場合】
片足着氷→9.38
両脚着氷→7.38
転倒  →4.38(減点1なので実質3.38)

【1/2以上の回転不足=DGの場合】
片足着氷→5.02
両脚着氷→4.11……全日本時
転倒  →3.00(減点1なので実質2.00)

【すっぽ抜け】
1.10

GOEに関しては、一番良い点と悪い点をカットしても、ジャッジのさじ加減で多少差が出ます(回転不足でも多少良くない踏切、着氷でも、他の部分が綺麗だったり先日の羽生選手の4AはDG、両足着氷もキッチリー5でも無かった)

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